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短編集

12/2 帰り道

……ふわふわと、雪が降る。

今日の学校は面白かったなとか、アイツはいつも元気だな。

なんて事を考えながら歩く青年。

その隣には、一学年下の彼女。

二人は三ヶ月前に知り合った。

今日は、何時もと違って静かだった。

たまに口を空けて、振ってくる雪を食べたりだとか。

そんな事をしながら帰っていた。

彼女の真似をして、雪を食べたり。

美味しいかどうか聞かれたら、微妙。

答えられない。

けれど、これは一生の味になるんだろうな、忘れられない味になるんだろう。

雪を食べている青年を見ていた彼女は、ちょいちょい。と手で呼んだ。

そして雪を口に入れてから、キスをした。


「美味しいでしょ」

「まあね」


何時もどおりの会話。

平和。

何も無い。

幸せ。

これからも、彼等は雪の上に二人の轍を作り続けるだろう。

これからも、ずっと。

一緒に。



本当は会話を全く使わずに書きたかったのですが、逆にこの方が幻想的な気がします。


最初『彼女』の事も青年と書こうとしたのですがやっぱりチグハグと言うかジグザグと言うか。


諦めました。


軽く実話です、まあ彼女じゃなくて普通の友達だったり男友達だったりですが。


因みに『轍』の意味を間違って使ってます。

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