表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
サンズリバーサイド プロット  作者: 委員会プロデュース
1/41

第一案 ラウンジ編

登場人物

愛理 モリヨ 女優(野間フジコ) 

サキ ゴーストバスターズ ノリコ


### 概要


ラウンジで過ごす3人の中年女性たち。彼女たちは皆、過去の記憶があいまいで、断片的な記憶を頼りに自分自身を探し続けている。やがて、それぞれの記憶がつながっていくなかで、彼女たちは驚くべき真実にたどり着く――それは、自分たちがすでにこの世の人間ではないということだった。


---


### 登場人物と出来事


**ラウンジの3人**

記憶を失った女性・愛理(池上)を中心に、女優(沢田)、モリヨ(芳本)がラウンジで共同生活を送っている。3人とも50〜60代で、それぞれに人生の記憶が欠けている。


**管理人サキと調査隊の訪問**

「ラウンジに幽霊が出る」との噂を受け、若い管理人サキと心霊調査チーム(通称ゴーストバスターズ)が建物にやって来る。


**映画のロケハン、心霊写真**

50代の女性がロケハンでビオレを訪れてが写真を撮ると、ラウンジに無数の霊が写り込んでいた。恐怖のあまり、彼女はその場から逃げ出す。 詳細は7ページの「心霊写真」参考


---


### 過去の記憶がよみがえる


**映画のチラシが鍵に**

古びた映画チラシ『夜の流れ』(1960年、吉村公三郎監督)をきっかけに、女優は自分が山本富士子だと思い出し、かつて夫に裏切られ家を出た過去を語り始める。


**“お手伝いさん”との再会**

逃げ出した心霊マニアが幽霊として再び現れ、実はかつての“お手伝いさん”だったことが判明。彼女は女優に、夫が保険金を手に入れて再婚し子どもまでもうけたと伝える。女優は悔しさをにじませながらも、未練を断ち、静かに成仏する。


---


### 真実と別れ


**ラウンジの正体**

3人の女性は、すでに亡くなっており、成仏できずにラウンジに留まっていた。サキは建物の取り壊しを決意し、亡くなった前オーナーに謝罪する。


**母娘の再会**

サキが身につけていたペンダントを見て、愛理は自分がサキの母であることを思い出す。サキは3人の名前を読み上げ、供養する。


**過去の救出劇**

モリヨは、火事の夜にサキを助けたことを思い出す。彼女はサキの育ての母であった。

「娘を助けてくれてありがとう」と語るサキに、モリヨは静かにうなずき、ふたりは「サキは無事に成人したのね」と抱き合う。ラウンジに残された最後の想いが、静かに昇華していく。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ