採寸図ります
ミリーゼの話では貴族院という学校があり、貴族や王族しか入学できない学校が第9の町ノインにあるらしい、ノインは依頼がない限り冒険者の立ち入りは禁止されているとか、実装前の町の話が聞けてるのはお得がある気がする。
ミリーゼの兄、クラウゼルお兄様がいる第10の町ツェーンは王都並みに大きい町らしい
「アルトくん、ミリーゼちゃん、おはよう」
「おはよう、待ってたぞ」
「おはようございますわ、ミリアさん」
3人揃ったため、早速城の方へ城から来た馬車に乗る
「お2人の採寸もしますよ、ミリアさんのドレスは生地から装飾も話し合いますわ」
「ドレスなんて初めてだよ、ありがとう、ミリーゼちゃん」
「アルト様のタキシードは私がデザインしておりますので」
「シンプルで着飾らないやつがいいんだけど」
「大丈夫ですわ」
ダークとライトは俺の膝の上に頭を乗せて寝ており、ネージュは俺の頭に座っている。足元にはブランがこちらを見ている モンスターの相手をしている間、女子2人は仲良く会話をしている
馬車は城へ到着、俺は先に降りて2人のエスコートをする。
「早速、騎士団の訓練場に案内しますわ」
ミリーゼが前を歩き、俺とミリアはついて行く、城の中を通り、高校のグランドより大きいな場所に着き、ホテルのような大き目の建物が5棟
「王国には第10騎士団までありますが王都周辺を守護するのが1~5騎士団なのですよ、今は休憩のようですね」
6~10は王都から離れた場所を守護するため散らばっており、国王直属の騎士団もあるらしい
「今のうちにサイズを測りに行きましょう」
俺だけ違う部屋で採寸されている
「あれ、ソフィアさん?」
「採寸が得意なのですよ」
メイドさんたちにまぎれてスーツのような服を着て目立っているソフィアさんがいた、パンストを穿いているな、頼んだら脱ぎたてのパンストくれるかな?ケー5の土産に出来そうなんだけど、普段みないソフィアさんをスクショしておいた。
「採寸は完了しましたので我々は撤退しますね」
「姫様たちは?」
「殿方は入ることが出来ない場所におりますので、アルトさんは騎士団の訓練所の方へ」
メイドさんの1人に案内され騎士団の訓練場に戻って来た。城の中複雑だよな、1人なら迷子になる自信しかないぞ
訓練場では騎士団が訓練を始めたようで豪快な振りと高笑いしているおじさんを除いてはまともそうだ、様子を見ていると誰かがやってきた。
「アルト殿」
「サクヤさん」
サクヤさんは訓練している騎士たちと同じ装備をしている。着物以外のサクヤさんは新鮮だ
「普段とは別で新鮮ですね」
「訓練用の装備ですよ 父に会いに行きましょうか」
サクヤさんに腕を掴まれ引っ張られて高笑いをしていた豪快なおじさんの下へ
「なんじゃ、サクヤ」
「騎士団長、件の冒険者を連れて参りました。」
「パパと呼べと言うとるだろ」
おじさんと目が合った、リアル武田信玄だ
「わしがシンゲン・トーヤマ、第3騎士団団長じゃ」
「冒険者 魔剣士のアルトです。」
「若いし強いな、サクヤの婿にならんか?」
「騎士団長、彼はミリーゼ様の婚約者ですよ」
ミリーゼが勝手に言ってると思ったらガチみたいだ
「そうか、すまんのう サクヤがいつになっても男を作らんから」
この世界、15で結婚16で出産が当たり前だったりするため、20歳を超えると嫁の引き取り手が少なくなる
「天上人と現地人で子を産めるのですか?」
「そこは子種を出して孕ませることが出来たら完成じゃ」
雑
「で、ツヴァイの英雄がなんのようじゃ?」
「近いうちに王都にモンスターの襲撃があります。騎士団と冒険者で連携できないかと」
「わし1人の判断ではどうにもならんな」
「それとこの武器なんですが」
アイテムボックスから『タウロストマホーク』を取り出し、騎士団長は手で武器を取ったが
「現地人には過ぎた力だ」
騎士団長は武器をすぐに手放した」




