事情聴取と事後報告
クランハウスに帰って来れたのだが4人から事情聴取が始まり、会議用の円卓がある部屋には誰も入れないようになった。ダークとライト(白龍)はミリーゼに任せた
「アルトが到着してからの話をしなさい」
「ダークに乗って飛んできて、降りた所にケー5が死にかけてたからダークに任せたな」
「だから起きた時にダークがドヤ顔してたのか」
「感謝しておけよ」
ダークのドヤ顔見てみたいな
「ミロクがかなりやばい状態だったから『黒龍波』で手助けして影から移動したな」
「マジで邪王炎殺じゃないのか?」
「デカくねぇーよ、魔界の炎でもないし」
「だから突然現れたんだ、タイガーマスク」
「そうそう、ワイルドに吠えるぜ」
「お前、わざとだろ」
「バレてたか」
タイガーマスクを装備している間名前はタイガーに変更されるのだ
「あの白い剣、どこで拾ったのよ」
「ドライで見つけた、ダークのおかげなんだけどな」
「『魔剣共鳴』をしたら時間が止まったんだよね」
「そうなるな、体感時間は10秒くらい?もっと早かったかもしれない スキルが使えなかったがカオスマスターの『究極魔法』が使えるようになった。」
何言ってんのこいつ見たいな目で見られた。
「お前ら、俺のサブ職忘れてないか?」
「確かに忘れていたな」
「魔剣がサブ職だと思ってたし」
「あんたは日頃の行いが悪いのよ」
「アルトくん、ごめんね〜忘れてたよ」
「ミリアもサブ職、転職してたよな」
「そうだよ、『聖竜の巫女』だよ 巫女服もあるよ」
「へぇ~」
一応、事情聴取は終わった。
「ケー5が倒れてなかったら隕石でも降らそうと思ったんだけどな」
「お前、絶対にやめろよ」
「魔法職の私の自信が失くなっちゃう」
「あと、報告 エリカが余りにも弱すぎたからテコ入れしといた。」
「どう、弱かったんだ?」
「タンク役をしているせいで魔法が使えない魔法剣士」
「魔法剣士のコンセプトが破綻してるな」
「サブ職の『守護騎士』を『結界師』に変えた」
「『結界師』もタンク役だろ」
「そもそも、『守護騎士』のせいで魔力もMPも低すぎるのが問題だったんだよ」
4人は納得したようだ、魔力を伸ばすと魔法攻撃の威力や回復魔法の回復量、結界などの魔法防御の硬さに直結する MPが多くないと継戦能力がなさすぎる
「素早さは剣士系の職だから早い方で装備は軽装に変更 砲台になるとしても重装甲はいらんだろ」
「砲台なら魔法職の方がいいよね」
「そういうこと」
俺からの報告も終わり、解散した。
厨房でモンスターたちの料理を作っているとレイたちが帰ってきた。
「お兄ちゃん、温泉良かったよ」
「そうか、ブラックワイバーンを倒せたんだな」
「なんとか、撃ち落とせました。」
「で、お兄ちゃんたちは上級悪魔を倒したんだよね」
「倒したぞ、ワールドアナウンスもあっただろ」
「上級悪魔ってつえーの?」
妹はアラレちゃんなのか
「ケー5が死にかけてたぞ、近接格闘に特化してたからレイなら一撃で死んでるかな」
「もっと強くならないと」
モンスターたちにご飯を上げて今日はログアウトした。ゲームをしているだけだが疲労感がな




