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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
2章 第二陣と王都防衛戦
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PKK

王都を出る時、色んなプレイヤーから変な目で見られたが大丈夫だろ 隣で黒龍が飛んでてもバレないはずだ

外套で装備は隠せている

今は簒奪剣ゴルトを装備している 格闘家に見せて実はシーフでしたのような感じだ。ダークは外套の中に隠れてもらっている


MAP上のプレイヤーを確認しながら進む、プレイヤーを見つけると遠くから観察をする。

4人パーティーでモンスターを狩っているプレイヤーたちで前衛2人、後衛2人のバランス重視のパーティーで苦戦はしていないが連携は上手くいってないようだった。


PKではなかったため、次のプレイヤーを探す。上空にはさきほどから同じ鳥モンスターが旋回している。距離があるため鑑定が出来ない こういう時はケー5の鑑定の方が役に立つのだが

とりあえず、ケー5に通信


「どうした?タイガーマスク」

「なぜそれを」

「掲示板スレで話題になった」

「チッ、テイマーのスキルで視界をモンスターと共有出来るスキルなかったけ?」

「舌打ちしやがった。テイマーに関しては知らねーよ ミリーゼに聞いた方がいいか?」

「頼んだ、ミリーゼと話できたんだな、お前」

「今、ソフィアさんが来ているんだよ」

「それが狙いかよ」

「聞いてくるわ、ソフィアさんのスクショ撮っとくけどいる?」

「いる」


数分後


「ソフィアさん、可愛いかった〜」

「で」

「お前の言ってたスキルは在るってよ それとな、お菓子のストックが減ってきているから作ってくれってよ」

「了解、助かった」


通信が終わり、上空のモンスターには消えてもらうことにした。


「ダーク、上空のモンスター狩っていいぞ」

「ギャウギャウ」


ダークは上空へ飛びながら大きく姿を変えた、ケルベロス戦と同じ姿だが、進化とか変化するために光る演出好きだわ〜


ドラゴンに変化したダークは飛んでいる鳥モンスターに追いつき、ドラゴンネイルで撃墜、ドラゴンブレスで追い打ちを掛けて倒した。どう考えてもオーバーキル

MAP上では黒龍を見て逃げるプレイヤーと黒龍へ接近するプレイヤーに分かれていた。


黒龍に接近したプレイヤーはいつこの間、PKを仕掛けて来た元上位プレイヤーがいた。6人は多いな、前より人数が増えている


タイガーマスクの俺も黒龍を追いかけるように見せかけて接近した。


「飛んで火に入る夏の虫とはこういうことだな、囲め」


タイガーマスクの周囲を囲まれ逃げ場がない


「噂のPKね、この間は返り討ちにあって失敗してなかったけ」


PK相手には1、煽る 2、煽る 3、煽るだ 新顔がテイマーだろうな


「ダーク」

「グルァァァ」

「半分任せる、殺すなよ」

「グルルル」


装備を元に戻し、流浪の刀を追加で装備する。


「来いよ、落ち武者 二度とPK出来ないようにしてやるよ」


素早く接近して、落ちぶれた暗黒騎士の剣を持った腕を切り落とし、簒奪剣で3回斬りつける


何かを3つ奪ったが終わってからのお楽しみにする 槍使いの攻撃を躱して距離を取る

ダークには魔法使い系、アーチャー系、テイマーの相手を任し、俺は暗黒騎士、シーフ系、槍使い系の相手をしている 槍使いくんいたの?


流浪の刀から太陽の剣サンライトソードに変更、接近してきたシーフに対してRX先輩のようなリボルクラッシュ的な突き差し、追加でサンライトソードの高熱がHPを一瞬で奪い去った。 


槍使い系のプレイヤーと1対1になった。

一次転職で戦士を選択、武器を槍にして育てるとランサーになる サブ職によって派生が生まれるし、魔剣士の槍版、魔槍士もあるが魔槍は今だに発見されていない

武器のリーチ差を考えると大剣に変更するのもありだがサンライトソードのままで戦う


槍の突きはそこまで早くないが追撃効果のある槍のようだ、槍の突きを躱し、受け流したりしながら徐々に距離を詰めていき、『飛爆斬』を放ち、槍使いに命中して爆発した。槍使いは虫の息のようで簒奪剣で色々奪いながら倒した。


『飛爆斬』は太陽の剣サンライトソードを装備している時使用出来る魔剣技、『飛斬』よりも飛距離が落ちる

光属性と火属性の混合属性、爆発範囲は調整不可


「グルぁぁぁぁ」


ダークの雄叫びで俺の背後にいた暗黒騎士はスタンしたようだ


「ダーク、気づいていたぞ」


簒奪剣で奪いながらサンライトソードで焼き切り、倒した。残りはテイマーだけのようでHPはすでに虫の息、テイムしていたモンスターはダークに返り討ちにあったようだ。アルトはテイマーを簒奪剣で斬りつけていき倒した。


「お疲れ、ダーク」

「ギャウギャウ」


ダークは元の姿に戻り、ご飯を要求してきた。ドラゴン形態はお腹が空くらしい


ダークにご飯を与えながら奪った物を調べる


暗黒騎士からはスキル『ダークソウル』あとは回復アイテムやモンスターの素材などで『ダークソウル』は暗黒騎士専用スキルのため、死にスキル


槍使いからはスキル『風槍』『風槍乱舞』武器『魔槍スクリームスピアー』回復アイテムだけだった

風槍は飛斬の槍バージョン、風槍乱舞は乱れ撃ち 槍を使わないため死にスキルだ

『魔槍スクリームスピアー』は攻撃する毎に叫び声を上げ相手に恐怖状態やスタンさせる異常状態に特化した魔槍だ 叫び声が気になる

魔槍を奪えたのはデカいが魔槍士になりたいやつに託すのが正解だろうな


テイマーからはモンスター用装備を数個、憤怒のイヤリングが手に入った。

久しぶりの大罪シリーズ憤怒、イヤリングはイヤーカフのようなタイプで耳に嵌めるタイプだ


「ダーク、乗せてくれるか?」

「ギャウ〜ギャーギャー」


嫌らしい、歩いて王都までのクランハウスまて帰った


「おかえりなさいませ」

「ただいま、ミリーゼ 厨房に籠もるから」

「了解いたしましたわ」


厨房に行く前にケー5の所へ


「ケー5、いるか」

「師匠なら今はいません」


ケー5の部屋からトムが出てきた、何かを作っていたようだ


「来たら、厨房に来るように伝えてくれ」

「オッス」


トムは作業に戻っていった。


厨房で俺は時間を忘れて持っている食材で料理を大量に生産していき、食材が先に尽きた頃には厨房の周りに人がいっぱいいた


「アルト、来たぞ」

「いたのか」

「お前が集中してるのが悪い」


時間は夕方頃だ


「夕食にするぞ、作った料理を食べてくれ」


クランハウスで働いている現地人が集まり、夕食を摂る

遠慮する子もいるが食べないと大きくなれないと言い聞かせて食べさせた。

アームくんはよく食べるな3杯はおかわりしたぞ


ケー5の部屋に行き話し合い、トムもダークも同席している


「PKKしてきた。」

「マジでやったんかよ」

「はいこれ」


『魔槍スクリームスピアー』をテーブルの上に置いた。


「魔槍だと、魔槍士なんてまだいないぞ」

「魔の付いた職業はユニークだってことだ」

「なるほどな、取られたやつ可愛そうだな」

「PKみたいなしょうもないことを群がってやってるやつが悪い、今後のため、資料として置いていくぞ」

「トム、これがオリジナルの魔槍だ 鍛冶師の最高地点はオリジナルの武器を超える物を作るこれが目標だ」

「オッス、師匠」


この師弟コンビ中々面白いな


時間はすでに夕方頃だったため、慌ててログアウトした。

昼食を食べていなかったが夕食を今から作らないといけない

錬治は大急ぎで夕食を作った























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