オークの砦2
4階層は3階層と同じで少しオークの数が多いぐらいだ。オークの砦は経験値が高く、ドロップアイテムもおいしく男パーティーには人気が高いが女子限定パーティーや男女混合パーティーには人気がない理由はオークの特性的な意味でだ
「お兄ちゃん、このまま進む?」
「進むがその前にドーピングだな」
アイテムボックスからハンバーガーを取り出してレイに渡した。
「お兄ちゃん、こっちでも料理するんだ」
「サブ職が料理人なんだよ フィールドのど真ん中で料理を作る伝説が出来たんだよ」
「知ってる、光属性強化の料理を作ったんだよね」
「そこまで知られてるの?」
「魔剣士伝説スレとかあるよ、魔剣士ファンが集まって結成されているよ」
「俺のファンいたんだ、そのスレ見るわ」
「お兄ちゃん、会員制だから見れないよ」
「こわ」
4~7階層は俺も少し手伝いながら最速で攻略していき、8階層のボス部屋に着いた。
EASYはオークキングとファイター、アーチャー
NORMALはオークキング、ナイト、ファイター、アーチャー
HARDはオークキング、ジェネラル、ナイト、ファイター、アーチャー
ゴブリンとオークは似た派生が多く、スライムも派生が多い
「レイはオークキングな、俺は雑魚を片付けるから」
「了解」
「あと、最初は目を閉じとけ眩しいからな」
装備を『太陽の剣サンライトソードに変更した。
「行くぞ」
ボス部屋に突入し、開幕サンライトソードから眩しい光を放つ
「『サンライトフラッシュ』」
敵だけに当たるMAP兵器ではない、ただの目くらまし、クリリンとか天津飯がやる太陽拳と同じ
「レイ、仕事だ」
「いってきま~す」
レイは真っ直ぐ最短距離でオークキングの下へ行き、アルトは武器を変更し『魔剣コキュートス』
魔剣コキュートスから『フリーズランサー』を発動し、オークたちに命中 生き残ったラッキーオークはダークの遊び相手になり燃やされている
レイの方はオークキングの背後から接近し短剣で首を突き刺した。1回では仕留めきれなかった
オークキングは暴れまわるがレイを探すことができなかった その目と鼻はアルトの攻撃により凍りついており、目を開くどころか鼻の嗅覚も使えない状況だ
そして、何度目か繰り返しやっとオークキングを倒すことができた。
「お兄ちゃん、レベル上がったよ」
レイのレベルは20から24になった
「レイ、ツヴァイに行くぞ」
「門番モンスターは?」
「レイが頑張れば大丈夫だ。」
門番モンスターはケルベロス、弱体化してそうだ




