悩んだ結果
夜中の更新はなしです。カラオケ行く
黒い生物は全身真っ黒でトカゲのようなシルエットだが背中に小さい羽が生えている
「『鑑定』」
黒龍:レベル1 アルトが契約したモンスター
「ちょっと待て、なら妖刀は」
龍刀黒龍之滅爪になっている 『真名解放』した時のままで邪龍の名前はどこにもない
「龍の素材を使ったから龍刀で邪龍の魂が浄化されたから黒龍に生まれ変わった?」
「ギャー」
「正解みたいだ、契約とテイムの違いは」
契約:テイムモンスターとは違い個別で行動が出来るようになる、契約者の命令は最優先で行動する。
回収したドロップアイテムの確認、タウロスは上級悪魔だったようだ、悪魔の素材は武器や防具の強化にしか使えないらしい 問題はこれだな
タウロストマホーク:ゾディアックウェポンの1つ、装備すると筋力が増加し、攻撃が範囲攻撃に変化する。
レアリティミソロジー
装備出来る職がないのは3次転職をしないと装備が出来ない気がする 3次転職は未実装だが
俺のレベル60になっている クランメンバーには悪いことをしている気がする 今のバージョンではカンストしてしまった。7月の大型アップデートでレベルの上限も上がるだろう
自然回復でようやく半分まで回復したため、下山する クランメンバーの確認をするとケー5はまだログインしているようだ
「お前の名前つけてなかったな ミラボレアス」
「ガァァ」
腕を噛まれた嫌みたいだ
「クロは猫にいるし、バハムート」
「ガァァ」
また腕を噛まれた、HPも2は減っている
「ダークノワールブラックシュヴァルツ」
また噛まれた、ウルトラマンオーブダークノワールブラックシュヴァルツから取ってんだぞ 愛なんだぞ
ダムドにするぞ、ダークアームドドラゴン
「クランハウスに帰ったら決めるから我慢しろ」
黒龍は頷いて頭の上に乗る、ラッキーといい、頭の上好きね
帰りは登りよりも楽に下山出来た、モンスターに遭遇しなかった
フンフからクランハウスへワープした
「おい、アルト大丈夫か」
「ケー5、悪い カメレオン折られた」
「は」
アイテムボックスから折れた魔剣カメレオンを出した
「マジかよ~お前だろ、悪魔狩ったの」
「見たら分かるだろ ソロで上級悪魔戦だぞ、ゾディアックウェポン使われた時は負けた思ったわ」
「ちょっと待て、色々と聞きたいがまず回復しろ」
「手持ちのポーション使い切った」
「ほれ」
ケー5から投げ渡されたポーションを飲み干し、8割まで回復した。
「ミリーゼは」
「寝てると思うぞ、珍しくはしゃいでたらしいからな」
「温泉のスクショとか誰か撮ってると思うか?」
「撮ってないな、ソフィアさんのスクショ欲しいぜ」
ケー5はソフィアさん推しだ、一目惚れらしい
「で、何をやらかした」
「ソロでフンフとゼクスの間の雪山登山をしたんだよ」
「今のレベルだと狩り場としてはあそこか密林だな」
「頂上についたらマッチョな悪魔がいたぞ、中級悪魔とは違って普通に話していた」
「中級悪魔はカタコトだったな」
「魔剣カメレオンで防御したら拳に負けた」
「作った俺にもダイレクトダメージだわ」
「で、そのドラゴンほ?」
「妖刀あったじゃん、あれに『真名解放』したら邪が消えたんだわ 邪王炎殺黒龍波が出来たぞ~」
「明日、デコにマジックで邪眼を書いてやるよ」
「邪眼の力をなめるなよ」
「暗黒武術会に行ってこい」
ケー5やるな、幽白ネタがここまで通じるとは
「あとこれ」
アイテムボックスからタウロストマホークを取り出した
「デカ、ヤバ、スゴ」
「これを片腕で振り回して理性がないマッチョな悪魔とソロで戦ってみろ」
「ユニークハンターかデビルスレイヤーの称号を贈ろう」
「入らん、ゾディアックウェポンはあと11種類あるってことだ」
「それを使う上級悪魔も11人いるってことだろ」
「出現条件とかあるかもな」
「ソロであの雪山を登るやつなんていないからな」
俺とケー5の話が長かったのか黒龍が癇癪を起こして暴れ始めた
「何事ですか」
薄いネグリジェにカーディガンを羽織ったミリーゼが起きてきた。
「アルト様、おかえりなさいませ」
「それよりもミリーゼ、セクシーだね」
「それはもう」
「あの〜俺の存在忘れてない?」
「忘れていませんわよ、ケー5さんなにかやらかしましたか?」
「俺は関係ないぞ、アルトが連れて来た黒龍が癇癪を起こしただけだ」
ミリーゼは黒龍を抱き上げると癇癪が収まり静かになった
「ミリーゼ、黒龍に名前をつけたいんだけど、いい案ない?」
「そうですわね、黒いのでダーク」
「ダークでいいや、ミリーゼ ダークのこと頼んだ」
「きっちり面倒を見ますわ」
俺とケー5はログアウトした 明日学校に行けば土日、頑張れるぞ




