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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
1章 自由と再生の冒険
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決闘と実験

毎朝5時に設定しているスマホのアラームで目を覚ました。毎朝、5キロを走るように習慣付けているためいつものジャージに着替えて走った。

家に帰るとシャワーで汗を流し、食パンを焼いてマーガリンとコーヒーで朝食を摂る

スマホで色々な情報を仕入れることは忘れない、世の中情弱という言葉があるくらい情報は大事なのだ


スマホを弄っていると山本からグループへのお誘いが来た。グループ名は『アルトさんマジパネェっす』だ、これは本人が入っていいのか?


「俺はどうすればいい?」


と山本に送ると


「黙って入れ」


と返信が来た、休みの日でも朝、早いんだな山本 俺はグループに入った。

グループにいるのは4人で俺、山本、月岡ミリア、水谷恵 昨日のパーティーメンバーだけだ


「レンくんおはよ~」

「月岡さん、おはようございます。」

「昨日みたいに名前で呼んでよ~」

「同じクラスでも話したことないでしょ」

「そう・・だけど」


レンくんと書かれていて心臓が飛び出しそうになった。ミリアちゃんから呼ばれることを妄想してしまい自己嫌悪に陥りそう

クラスは同じだが話したことはない、彼女の周りにはいつも人がいるが話を聞く側に回っているような気がする


「今日、13時 遅れないでね」


と書かれていたため


「仰せのままに」


執事っぽい返しをしておいた。


FROの情報収集

ツヴァイに行くためには門番モンスターを倒さないとダメでモンスターの強さはパーティーの平均レベルと同じになりキャリー対策なんだと思われる


2次転職は1次転職と同様、教会に行く必要あり サブ職が2枠になり、片方は生産職を固定にしなければならないらしく、選べる職が増える模様

現在、世界で最高レベルは57らしい


草薙家は母親が弁護士、国際弁護士で現在海外出張中、中3の妹の怜はバトミントン部の合宿中、明日帰ってくる予定 俺は現在1人で気楽に過している

と言っても約束の時間にはまだ余裕があるため生活雑貨の買出しをしにスーパーに行った。


トイレットペーパー、ティッシュペーパー、特売の卵に100g88円の豚バラ肉など色々買い込み帰宅、時間は12時で昼食はカップ麺で済ました。

少し早めにログインした。


ログインするとミリアすでに来ており、他のプレイヤーにナンパされていたため助けに入る


「ミリア、お待たせどこ行こうか?」

「う~ん、教会に行きたいな」


俺はミリアを連れて逃げようとしたが


「おい、ちょっと待て」

「彼女は俺の連れですが?ナンパするならリアルでやれよ」


街中では攻撃などの行為は出来ないようになっているため、街の中ならPKはされないが決闘システムがある HPがなくなるまで文字通りの決闘で負けた方はペナルティが多い


「決闘だ、決闘をしろ」


対戦者たくろうから決闘を申し込まれました。システムウインドウのメッセージに書かれており


「アルトくん、ケチョンケチョンにしちゃって」


ミリアちゃんは完全に怒っているようだ YESを押し、決闘モードになった 決闘モードはレベル差があれば平均レベルに調整され、経験地も貰える 対戦相手はメイン職は魔法使いのため、見切りを覚えておいた。


「これが決闘モードか、ストリートファイトじゃん」

「俺に喧嘩売ったお前が悪い」


すぐにカウントが始まり、3、2、1、決闘が開始された。


「近づかれる前に仕留めてやるよ『ファイヤーボール』」


火の玉が飛んで来るため『居合い』を使い構え、居合いの有効射定範囲に入ったファイヤーボールを斬り、霧散した。


見切り:相手の弱点を見極める目を持つ


居合いの範囲に入った魔法の弱点を斬ることで魔法を潰すことが出来るかなり使えるな

今度は『居合い』を使わずに見切りを使い魔法を斬る練習、これも成功 『ウインドカッター』も斬れた

最後に『飛斬』で魔法を斬る練習、対戦相手は死に物狂いで魔法を放ってくれるから練習のし甲斐がある 『飛斬』だと難しいみたいで、最後にとっておきの『飛炎斬』をお見舞いした。紙装甲の魔法使いは1撃でHPが無くなった。


大勢のギャラリーの前で『飛炎斬』はやりすぎたと思う


「アルトくん、お疲れ様 格好良かったよ~動画も撮ってあるからグループで流すね」

「朝は素っ気無い態度でごめんな」

「周りの子たちも悪い子じゃないんだけどね、趣味が合わないから聞くことしか出来なくてね、休み明けにはアルトくんたちとお喋りするように頑張るから」


無言でミリアの頭を撫でた


「よし、行くか」

「撫でられた理由は?」

「あれだ、ポメラニアンを撫でたくなる気持ち」

「あ~わかるって私、ポメラニアン?」

「違うけど」


怪我をしているNPCを探し、治療して歩いた。とても感謝された。


「時間は?」

「15時、今日は19時までなら大丈夫だよ」

「なら依頼でも受けるか」

「賛成、冒険者ギルドの掲示板に行こう」


1次転職したことで冒険者ギルドに登録されており、初めて依頼を受けるときに自分のギルドカードが貰える 教会と冒険者ギルドのガバガバ感が伺える 普通はF、Eなのだがレベルが19のためDランクスタートになっている

上のランクになるためにはクエストの数をこなすかレベルを上げるBランクまではこれが通用するがAランク以降の条件が解明されていない


「いい依頼がないな」

「時間が掛かりそうなのが多いね」


クエストは受けずに町の外に出て、散策した。途中怪我をしたNPCがいたため、ミリアが怪我を治した。怪我を治されたNPCはミリアを聖女様と頭を下げていた。


「条件クリアか?」

「わからないけど、このまま頑張るよ」

「戦闘は任せておけ」


時間が18時になり、いい頃合なので今日は解散した。


「今日はありがとう」

「俺も楽しかったぞ」


ログアウトした。


アルト:レベル21

ミリア:レベル20


レベルは今日いない2人に追いついた





 





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― 新着の感想 ―
パーティの平均レベルになるのとキャリー対策ってなんの因果が…? キャリーするつもりならどのレベルだろうとキャリー出来る実力がある筈だし、キャリーするつもり無くてただパーティチャットとかで初心者にレクチ…
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