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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
2章 第二陣と王都防衛戦
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第二陣スタート

6月1日木曜日

FreedomResurrectionOnline 第二陣が開始する日がやって来た、今回は新型機用のソフトの他に1世代前の機器でも遊ぶことが出来るソフトが出ている。

そのため、1日0時から12時までの間にアップデート中、俺たち学生は平日のため今日も学校で勉強だ。


昼休み


「アップデート情報が出たぞ」

「魔剣の弱体化か?」

「今回は下方修正はないな」

「ズィーベン、アハトの追加、NPCとパーティーを組めるようになったみたいだ、魔剣士と聖女の解放条件も出てるな」

「聖女は草薙が言ってた方法で合ってたの?」

「そうみたいだ、幽霊を狩っていればエクソシストになっていたぞ」

「山本、魔剣士の条件はなんだったんだ 俺の場合は運営に強制的に決められたようなもんだったし」

「魔剣を所有、オリジナルの魔剣技を作製、決闘で魔法を斬る レン以外無理だな」

「私がパーティーに加入した時にはあの刀持っていたし、使う技はオリジナルだった」

「ナンパ相手に決闘で魔法を斬ってたもん、格好よかったよ」

「草薙以外で魔剣士が増えても魔剣の数を集められないはずよ」


流浪の刀、魔剣カースドペイン、魔剣ソォル・フルーレ、魔剣コキュートス、魔剣ブラックゲイル、簒奪の剣ゴルト、魔剣カメレオン、太陽の剣サンライトソード、妖刀『邪龍之滅爪』9本だな


「9本あるぞ」

「6本は見たことあるし、妖刀を手に入れたのは知っているけど」

「1本は俺からのプレゼントだ」

「最後の1本はミリーゼちゃんからもらった剣だよ」

「ミリアさん、王様から報酬でもらった剣が正しいからね」

「ためし切りはしたの?」

「ミリーゼが来てから出来ない、検証とかしたいし、妖刀は暴走した場合の周りの被害を考えるとな」

「今日は自由にするぞ」

「なら、ミリーゼを連れて温泉に行ってくるから 女子だけで」

「裸の付き合いだね」

「なんで、顔を掴まれているんだ?」

「山本が変なこと言いそうだから」


昼休みが終わり、午後の授業 テストの点は苦手科目の現国以外は80点前後、現国は71点だった

放課後、全員やることは真っ直ぐ家に帰り、ログインする


家に帰ると怜が帰っていた


「レン兄、おかえり~」

「ただいま、やるのか?」

「19時に夕飯にするから時間確認してログアウトして来い」

「うん、注意事項はある?」

「NPCが生きている人間みたいに感情もあるから同じ人間として話しかけること、NPCの好感度は高い方がいい結果になるからな」

「レン兄は手伝ってくれないの?」

「パワーレべリング出来ないんだよ、俺は王女様とデートだから」

「レン兄って噂の魔剣士なの?」

「魔剣士だけど噂ってなんだよ」

「ハーレムを作っているとか怒らせるとやばいとか自然破壊をしながらモンスターを狩る異常者とか」

「ハーレムは作っていない、パーティーメンバーに女子が多いだけ、日本サーバーのトップを二度とログインできないくらいにしたぞ、自然破壊はやったけどイベントだったから仕方ないだろ」

「すごいお兄ちゃんを誇りに思うからクノイチ目指してきます。」


怜は自室へ向かい、俺も自分部屋で着替えてからログインした。


「ワン」

「ブラン、おはよう ミリーゼは?」

「ワン」


フェンリルのブランの後をついて行くとクランハウスの俺の部屋に着いた。

部屋に入るとベッドでミリーゼは昼寝をしていた。隣にはスノーフェアリーのネージュも一緒に


「俺が来たら起こせって言われたんだな」

「ワン」

「ブラン、起こしてあげなさい」


ブランはベッドに飛び乗り、ミリーゼの顔をぺろぺろと舐めている


「くすっぐったいですわ、そこは・・・・ダメ・・」


ミリーゼの寝言は色っぽくなっている 目を覚ました彼女と目が合った、顔はブランの唾液塗れだが


「おはよう」

「おはようございますですわ」

「顔を洗ってきたらいいよ」

「失礼いたしましたわ~」


慌ててミリーゼは部屋から飛び出していった。ネージュも遅れて起きてふらふら浮いている

俺が1度も使ったことのない俺の部屋でミリーゼは毎晩、寝ているようだ


「ご飯でも食べて御主人様でも待つか?」

「ワンワン」


部屋を出て、屋敷の1階へ ブランの皿にオーク肉、ネージュの皿にはみかんを置いた


「先程は失礼いたしました」

「ミリーゼの寝顔が見れて満足だよ」

「恥かしいですわ」

「ソフィアさんとサクヤさんから返事はあった?」

「2人ともぜひ協力したいと仰られていましたわ」


人材確保出来たのはデカイな


「ミリアたちがミレーゼと温泉に行きたいって言ってたから行っていいよ」

「いいのですか?」

「女の子同士でしか話せないこともあるだろうし、いつも頑張っているお礼だよ」

「わかりました、アルト様はどうなされるのですか?」

「まだ使ったことのない剣の試し切りに行きたいんだよ、妖刀も使うから」


18時でログアウトする予定のため、今のうちにミリーゼを連れて王都で買い物をした。

アップデート後のため、NPCのお店には新しい物を売りに出されていたり、洋服屋に行くと夏の装いが売られていた。本人の希望で白いワンピースと麦わら帽子をミリーゼに買ってあげた


いい時間になり、クランハウスへ戻った


「ミリアたちが揃ったら行って来ていいから、挨拶するために待たなくていいから」

「はい、温泉楽しみにしていますわ」


夕食を作るためログアウトした。





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