3学期
1月8日月曜日
冬休みも明け今日から登校、向こうで会っていたがリアルで会うのは久しぶりなやつらもいる。
「おっーす、未来のチャンピオン」
「山本、ポケモンネタか」
「普通に挨拶するよりいいだろ」
「普通じゃないとぶっ飛ばされるぞ」
「それもそうだな」
教室には俺と山本だけで誰も来ていない
「時間間違えたか?」
「9時から全校集会だから俺たちが早すぎただけだ」
今の時間は8時10分、いつも以上に張り切って自転車を漕いだ結果なんだ
「あ、明けましておめでとう」
「あけおめ〜」
「明けましておめでとう、三島」
次に教室に来たのが三島
「三島、なにキョドってんだ?」
「会うの久しぶりじゃん、私の大人の魅力に魅了されないか心配なだけ」
「山本、華ちゃんの頭がおかしいぞ、どっかでぶつけて頭のネジ吹き飛んだか?」
「三島、俺には恵がいるから魅了されないわ」
「冗談で言ったのに変なやつ扱いされてる」
俺たちの小さなムードメーカー、たまにほんのたまに役に立つ女、それが三島華
「草薙、変な事考えた?」
「いや、ミリアと楓の下着の色の予想してるくらい何も考えてないぞ」
「じゃあ、私の下着の色わ?」
「三島のことだからクマの絵がついたパンツだろ」
「山本、このタイミングで三島がそんなこと聞いてくると思うか?」
「言われてみれば」
「大人の魅力とか言ってただろ、エッチな色の下着なんだ、黒か紫」
「確かにどっちもエロい、俺は赤もありだと思うが」
「赤もありだが、生地の素材よると思う」
「お、おう」
「ここはな、カルバン・クラインのグレーの下着」
「そこで変化球かよ」
「最近の流行りだぞ、あれなら部屋着って言われても違和感があんまりない あのデザインがな女の子を可愛いく見せているんだ」
「草薙、ひくほど怖いんだけど」
「カルバン・クラインのグレーの下着でファイナルアンサー」
「答えは」
三島は上着をゆっくり捲り上げていくと、可愛いおへそから徐々にグレーの下着が見えた。
「草薙、凄いな」
「レン、ひくわ」
「山本は人間観察を頑張るんだな」
3人で話していると生徒たちが登校しているようで
「みんな、おはよう」
「おはよう、ミリア」
「おう」
「おはよう」
荷物を自分の机の上に置いたミリアは俺の隣にいる
「出遅れたか」
駆け込むように楓が教室へ
「ふふん〜」
「ッチ」
俺を挟んで竜と虎が睨み合いをしているように
「恵だけだがあと3日後の夜だな」
「キャバリング聖王国の辺境、サタンが道案内してくれることになっている」
「聖武器もあるし、大丈夫」
「華ちゃんが言うとちょっと心配」
「ミリアも草薙と同じ扱いする〜」
「相思相愛だからいいの」
「ミリア、私もレンと相思相愛だからね」
「そうだった、忘れていたわ」
「2人ともじゃれ合わない、怜の受験が終わるまで泊まりに来るの禁止」
「「 な 」」
「2人とも通い妻してるんだ。」
「飯はレンが作ってるだろ、通い妻ではないだろ」
水谷が教室へやって来た
「景吾!!」
「は、はい」
「妊娠してなかったわ、次からコンドームを用意しておくように」
「かしこまりました。」
校長のありがた迷惑な挨拶とか生徒会長からの話など終わり、教室に戻ってホームルーム
「レン、飯行くか?」
「今日は帰るかな」
今日は先に帰った。




