エルの聖武器講座
「じゃあ、次はエリカにはこれだ」
「聖剣って誰でも使えるのでしたけ?」
「エルさん、説明をお願いしやす。」
ケー5は聖剣についてエルに説明を頼んだ。
「マスター許可を」
「そこは許可いるんだ」
「マスターにも教えていないことなんです。」
「許可する。」
セルの聖武器講座
聖武器は誰でも扱うことができる。
使い手の魂の善悪度によって聖武器は力を発揮できる。
善悪度、ようは犯罪をしてるかしてないか、PKはアウトだがそこに事情があるかどうかでまた変わる。この辺りの裁定は女神によるものらしい
「セル、魔剣はどうなんだ?」
「魔剣はね、マスターのような魔剣を扱える人か魔剣が使い手として認めないと使えないの」
コキュートスがいい例になるな、横取りしようとしたやつが氷漬けになったな
エリカが聖剣を受け取ると刀身が淡く光った。
「エリカちゃんは聖剣を使えるよ、ここにいる人たち全員が聖武器を使うことができるよ」
エリカの聖剣は『聖剣メイクスブライト』使い捨ての聖剣を複製可能、エリカの職『魔法剣製士』と相性がかなりいい
ケー5は次々と聖武器を全員に渡した。
「で、ケー5、お前の武器は?」
「これだ」
ケー5が出したのはどう見てもトンプソン・コンテンダー、大口径の1発しか撃てない銃
1番説明しやすいのはFate/zeroで衛宮切嗣が使ってたあの銃だ。
「お前、12番目の肋骨をすり潰してないよな」
「魔術師の家系ちゃうわ、銃は聖武器にできなかった。古代魔法文明では弾が重要だったらしい」
ケー5は大口径の弾を5本取り出した。
「『聖弾』コストがバカにならないから5発しか作ってない、俺の仕事はトドメを刺すくらいだな」
「話、終わった?」
いつの間にかメープルが隣にいた。
「試し斬りに行きたいな〜」
くっ、なんだこの可愛い生物は?
「アルトくん、試し殴りに行きたい」
「ミリア、物騒なんだけど」
押しに負けて試し斬りと試し殴りをしにダンジョンへ行くことになるのだが、アーニャと紅葉、ミイナ、メロディも参戦
フィオは中学生組を連れて他へ、ケー5とミロクはデート、シリュウは強い奴と戦いへ




