幼女とデート
1月6日土曜日
月曜から学校が始まる。
そして今日はケー5とミリアに丸投げしていた聖武器が全て完成とお披露目の日でギルメン全員ログイン予定だ。
「ダーリン、起きて行くわよ」
「誰?」
ログインして早々お腹の上に翠色の髪をした幼女が乗っているのだ。
「ダーリンの彼女のランよ」
「ランはドラゴンなんだけど」
「これは『人化の術』高位の者しか使えないの 凄いでしょ ボンキュッボンでダーリンもイチコロよ」
幼女姿のランはツルペタペタ、理想と現実の違いだな
「ラン、鏡見たか?」
「見てないわ、完璧だもの」
「鏡見て来い」
ランは部屋から飛び出していくと大きな悲鳴が聞こえた。
俺も部屋から出て確認しに行くと黒髪と白髪の俺と同じくらいの背の2人に幼女が絡まれている。
「ダーリン、2人がいじめる〜」
「ご主人、いじめてない」
「ランは昔から化ける術が苦手なんだ」
「お前ら誰だよ」
「俺はダーク」
「僕はライトだよ」
黒髪はダークで白髪はライトだった。皮膚の色が髪の色になるんだろうか、アースの人化とかオタク系か根暗系だな
「えっと、ラン、デートする?」
「行くわ」
ランとデートというか、幼女とお出かけというか、誰も通報しないよね?
ランを肩車してギルドハウスから城下町の方へ
「どこに行きたい?」
「ケーキが食べたいわ」
「弟子の喫茶店だな」
弟子の喫茶店に行くと
「師匠の子供ですか?」
「師匠、誰との子ですか?」
「この子、ランだよ、翠色のドラゴンの知ってるだろ」
「「 納得できない 」」
俺のハーレムで翠色の髪をした女性はいない
「ケーキセット2つ」
「かしこまりました。」
ケーキを食べて紅茶飲む、ランはフォークでケーキを2つに分けて大きな口でパックリと食べている
「ランには淑女教育が必要かもな」
「教育なんていらないわ」
俺は半分食べたケーキをランにあげる
「ダーリン、いいの?」
「ランが美味しそうに食べてるからいいよ」
いちごのショートケーキは何回も試作段階から食べているから正直飽きてたりする。
この店のケーキセットは何のケーキが出るのか完全にランダム ケーキの名前さえ言えば普通に持ってきてくれる。 ランダム要素は俺が考えたんだよな
ケーキを食べたあと、肩車をして別の場所へ
「ダーリン、お城を近くで見たいわ」
「中まで入れるぞ」
「近くでいい」
城の門番に気づかれないような場所で城を見る
「この城にあの女がいるのね」
ランは口を開けてブレスを吐く動作に入ったため、慌てて肩から下ろして防御体勢に入る
「冗談よ」
「冗談でブレスを吐く動作をするやつがいるか、ブレスで城に当ててみろ、討伐対象になるぞ」
「ダーリンは味方よね」
「ランを討伐することになるな、一応この国の貴族だし、姫が婚約者だからな」
ランに軽く説教をして次へ
「帰るか?」
「うん」
ギルドハウスに帰ってから庭でランとお茶会、追加メンバーは紅い長い髪をした黒いライダースーツの女性と碧い髪をしたとても落ち着いた神秘的な女性、サタンレベルのイケメン、ダークとライト
「紅いのはクリムだな」
「おうよ」
「碧いのはアズールか?」
「そうです。貴方様」
「で、お前誰?」
「俺、アース」
「オタクか根暗じゃねーのか?」
「俺の人化は・・・・・・イケてるだろ」
殴りてーーー




