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悪魔の心臓
1月4日木曜日
昼過ぎに名残惜しそうにミリアと楓は帰っていった。
「いなくなると静かだな」
「サボった分の勉強してくるね」
「入試は来月だぞ、大丈夫か?」
「大丈夫」
アーニャは朝から仕事に行った。
俺は俺で来週に迫ったゾディアック強襲作戦を成功させるためにも色々と強化が必要だ。
最初に思いついたのが魔剣、聖剣を探す。ドラゴンスレイヤーのような種族特攻系の魔剣は製造らしい
最近、ゴブリンスレイヤーを作った鍛冶師の剣はゴブスレが買っていったらしい
「つ〜ことでケー5、デビルスレイヤーを頼んだ」
「馬鹿野郎」
ケー5に殴られた
「今、ぶったね」
「それがどうした」
「2度もぶったね、親父にも打たれたことないのに」
ケー5の茶番にも付き合った。
「いや、青緑ジオンとか青赤マリーダが流行ってるだろ」
「ガンダムカードゲームの話かよ アグロの話をすんじゃね」
「デビルスレイヤーは俺の手持ちでも作れるが」
「まじかよ、兄弟」
「悪魔の心臓が足りない」
悪魔を倒すとたまにドロップする。謎の素材、俺はもってないぜ
「悪魔の心臓を集めてこい」
「仕方ないな〜行ってくるわ」




