撮影しに行くぞ
初詣も終わったし帰ろうと思うじゃん、帰れなかった。
「車で移動する」
アーニャの一言で別の場所へ家から近い神社はなんていうか寂れている、華やかな着物に合わない
撮った写真を見るとアーニャが言いたいことが良く分かった。
「アーニャお姉ちゃん、行こ行こ」
「屋台がある所がいいな〜」
「レンもか、彼女のしゃ、写真が綺麗な方がいいと思うだろ」
「緊張している楓も可愛いな」
「こ、これは緊張ではなくてな」
楓はもぞもぞしている。だいたい理由が分かった
「アーニャ、楓が忘れ物したから家に帰るわ」
「OK」
家の方まで行き、アーニャ、怜、ミリアは車の方へ俺と楓は家へ
「ふぅ〜、レン、そのありがとう」
「着物だからお花を摘みに行きづらいよな」
トイレのドア越しのためジョロジョロと音は聞こえているが聞いてないふりをするそれが紳士ってやつだ。
「レン、今なら着物プレイができるけど」
「下に3人待たせているんだ、それに借り物だから汚せないだろ 俺は着物より、メイド服とかバニーガールの方が萌える」
「私に似合うのかな?」
「FROでメイド服支給されているだろ」
「うん、スカート丈が短くてふりふりなやつ」
「あれ、防具の性能なら破格レベルでおかしいから調べてみたらいい」
俺の知らない所でメープルは『メイド侍』っていう二つ名が付いた。『姫将軍』どこ行った?
楓を連れて降りると車が玄関前で停まって待っていた。
「遅くなった。」
「大丈夫」
「楓ちゃん、抜け駆けした?」
「してないわ」
1月1日だからって車通りが少ないわけではない、コンビニは年中開いているしイオンもやってる 閉まっているのはスーパーとか個人商店くらいだろ
俺たちが乗っている車は高速に入り、兵庫県へ
「ここの神社は有名な所ね」
「生田神社ね、駅近で人が多いけど」
地元の神社と比べたら行列、アーニャは着物の上から黒のレザージャケット、足元はブーツ どこの直視の魔眼だよ 赤じゃないだけマシ化?
「アーニャ、ブーツで車の運転は違反だぞ」
「運転する時は脱いでるわ」
「アーニャお姉ちゃんのブーツは私の席で預かってたよ」
助手席にいる怜が言うなら大丈夫だろう
生田神社で撮影したあと、車で海の方へ移動して『BE KOBE』のモニュメント前で撮影
3人で撮ったり2人で撮ったりしてから地元へ帰る事に
「昼はどうする?」
「レン、行きたい所ある ここから歩いて行ける」
「分かったから、アーニャ、落ち着こう」
アーニャが行きたかった所は元町の中華街 開いてる店舗があったりなかったりしているが食べ歩きをしてから帰った。
ココナッツミルクに入ってるタピオカの大きさが丁度いいと力説したら女子たちからはタピオカミルクティーのブラックタピオカの大きさが腹持ちがいいと論破された。




