カモネギ
お茶会が終わり、急いで明日着ていく服を買いに行く
「俺はタキシードだな」
「私たちはドレスがいいかな?」
「着物は駄目なのか?」
「着物かサクヤに聞いてみないと分からないな、今回はドレス、次回から着物でもいいなら桜華まで買いに行くか」
「よかったね、メープルちゃん」
「私たちの彼氏は最高だな」
無難なタキシードを購入、女子たちのドレスは当日のお楽しみになっている。いつものことだな
「この後、どうする?」
「一旦、ログアウトして夕食、鍋にして〆は蕎麦にすれば年越しそばも兼ねて一石二鳥だろ」
ログアウト後、急いで夕食の準備
「お兄ちゃん、今日も鍋?」
「今日は鴨鍋だ」
「クチバシティでオニスズメと交換してくれるポケモン?」
「それはカモネギだな、鴨とネギはベストマッチだからな」
ここ数日、鍋が多かったけど色々バリエーションあっただろ、被らないようにしてたし
鍋の残りにカレールウを入れてカレーライスになるのは我が家の定番
夕食後
「レン、初詣はどうする?」
「明日の朝でいいだろ」
「了解、振り袖は人数分用意しているから大丈夫、その代わり、写真の撮影とデータ提供をよろしく」
「分かった」
アーニャは事務所から振り袖を人数分4着借りてきていた。着方は動画を見て覚えたみたいだ
「2人はここで寝るのか?」
「そうだよ、起きて大好きな人が目の前にいたら幸せだもん」
「レンの温もりが好きなんだ」
「最近、加齢臭みたいな臭いがたまにするけど大丈夫?」
「大丈夫、おばあちゃんになっても側にいるから」
「レンとならたとえ地獄でも楽しいだろうな」
可愛らしいミリアと男前な美人の楓、俺にはもったいない存在だよ 泣けてきた
打ち上げに参加するため、ログインした。
ログインするとクランハウスが凄いやかましい
「おい、ケー5」
「お、来たか」
「打ち上げ会場ってもしかしてここじゃないだろうな」
「ここだぜ」
マジか
「それと食べ物関連任せたぞ」
「マジで言ってる?」
「マジマジ」
打ち上げ会場はクランハウス、ミリーゼは明日の新年会のため城に泊まる。救いは給仕に必要な見習いのメイドたちが残っている事とメイド長枠のセルとエルがいることだ。
「ダーク、ライト、弟子の喫茶店から弟子たちを連れてきてくれ」
「了解」
「今日はフライドポテトが食べたいな」
「ダーク、それは名案だ」
「作ってやるから行って来い」
俺の他に料理人や調理のスキル持ちを集めて大量の料理を作っていく、弟子たちはパティシエ、製菓のスキル持ちに指示をしながらデザートを作り上げていく
前日から仕込めばよかった〜




