大晦日だよ、どミリアと楓
12月31日日曜日
俺は朝からおせち料理を作っているのだが
「ミリア、楓、宿題は?」
「終わったけど」
「終わっている」
「朝から家にいるんだ?」
「私の家は親が仕事で帰って来ないから、アーニャさんには連絡済みだよ」
ミリアの親は転勤で海外だったな、うちと同じ
「花嫁修業に来た」
「楓は男前だな」
「だ、旦那様の方こそ男前にょ」
「「 噛んだ 」」
煮物と出汁巻き卵くらいは作るがあとはスーパーで売っている物を御重箱に詰めていくだけ
お雑煮の具材は切って冷蔵庫の中、白味噌にするかすまし汁にするかは明日の俺の気分しだい
「浮気はしてないぞ」
「それは知ってるよ」
「FROだとハーレムだよね」
「痛い所突いてくるな」
ミリアが急所を狙ってきやがった
「セルちゃんとエルちゃんには手を出すの?」
「そのうち」
「レンジ、ドラゴンは?」
「ミリア、楓、逆に聞くけど馬のデカいあれで突かれたいか?」
2人は想像したのだろうか顔が青ざめている
「そういうこと、エロゲーなら普通に犬と交尾してたりするし、ゴブリンやオークにやられるエロゲーはきついぞ 身体は大事にしないとな」
「私たちの場合はねぇ」
「レンジが暴走するから」
「それは2人があまりにも可愛かったからでな」
暴走している時の記憶がない
アーニャ、怜、ミリア、楓と昼食を食べてからログインする。
相変わらず俺のベッドで3人は狭い
ちなみにサタンには前の日に残りのゾディアックの居場所を探らせている。
凄いよね、サタンの忠実な下僕の1人が蟲使いで情報収集に適しているし
今日は夜にイベントの打ち上げがあるのとミリーゼのお茶会に誘われている。
クランハウスのお茶会専用の庭園へ
「毎回、来るたびに大きくなってない?」
「毎回、手を加えているからな」
席にはミリーゼ、サクヤ、ソフィア、珍しくラスティナもいる。
「ミリーゼ、ごきげんよう」
「アルト様、それは女性の挨拶ですわ」
ここでボケて場を和ませる作戦は成功か?
俺、ミリア、メープルは席に座り
「セル、エル、2人も座りなさい」
「「 かしこまりました。 」」
セルとエルも席に座らせて本題へ
「アルト様、明日、新年のパーティーがあるのはご存知でしたか?」
「前にミリーゼが言ってたやつかな?」
「ケー5さん、ミロクさん、アルト様、ミリアさん、メープルさんは絶対参加が決まっております。」
スーツは前に使ったのがあったな
「それと、スーツ、ドレスは新しい物に新調することになっています。」
「お茶会が終わったら急いで買いに行くよ」
「私たちも同席致しますね」
政治関連から世界情勢、身近な話をしてお茶会は無事に終わった。




