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サタン、帰る
12月27日水曜日
午前中から始めた大掃除も昼過ぎに終わり、軽く昼食を食べてからログイン
「主よ、待っていたぞ」
どこのホストかと思ったらサタンがいた。
「で待ってた理由は?」
「1度、国に戻らないと国が回らなくなる」
「サタンって本当に王だったんだ」
「王は俺以外にも6人、それぞれ国を持っているぞ」
悪魔の世界の話を色々聞かされた。
「なら送還してくれ、変わりに娘を連れてくるが主でも手を出すと国が滅びるぞ」
「お互いの合意があってからじゃないと手を出さないぞ」
「信用ならん」
「そこは信用しろや」
「この国の姫にも手を出しているのだろう」
「婚約者、向こうも婚期が遅れて焦っているんだよ」
サタンを送還したあと、1階まで降りていつも通り、ドラゴンたちと聖獣たちの食事作りしたあとケー5の鍛冶場へ
「ケー5、いるか?」
「いるぞ」
ケー5は珍しく剣や槍を作っていたようだ
「珍しいな」
「有り金を弾にしたから金がねぇーんだよ」
「武器を作って販売か」
「そういうこった、で暇か?」
「暇じゃねーよ」
この後、弟子の喫茶店でゆっくりしてからログアウトした。




