サタン、降伏する
イベント終了後、クランハウス
「おい、サタン、目立つから変身しろ」
「マスターの言う通りです。」
「そうだそうだ」
「ぐぬぬ、堕天使に天使、お前たちも嵌められたのか?」
テイムできてしまってイベントが終了したけど、サタンから見れば嵌められた感じになるのか
なつき度を上げれば進化するか?
「新入り、マスターは我々に良くしてくれています。他にもいますが」
「うん、マスターは強くてエッチなの」
「エルは少し黙っていようか」
「え〜、マスターのいじわる」
「ロザリー、連れてって」
「お風呂に行きましょうか」
「だ〜ず〜げ〜で〜」
エルはロザリーに連れていかれた、風呂で何やるんだ?
「今のは真祖」
「新入りの観察眼も中々のものですね」
「あと、聖獣が2体と龍王が6匹いるぞ」
「我の負けだ、煮るなり焼くなり好きにせよ」
戦力差にようやく負けを認めた。
「マスターはまだ全力ではありませんでした。」
「負け惜しみではないようだな」
「時間がある時に模擬戦ぐらいしてやる、さっさと変身しろ」
「分かった」
サタンは眩しい光に包まれるとラオウみたいな図体から180cmくらいの金髪ロン毛なホストっぽいのになった。
「俺様系ホストっぽいから殴りって〜」
「見た目は及第点ってところでしょうか」
「堕天使、お前はどう見ても羽根を隠しているだけだろ」
「これも立派な変身です。マスターから頂いた服を着る時は変身してますが?」
ちなみにセル、エルの変身後は羽根を隠して見えなくしている。エルの天使の輪っかも見えなくしている。
堕天すると輪っかは消えるらしい
「これからの仕事はセルの言うこと聞いとけ」
「ぐぬぬぬぬぬぬぬ」
「嫌なら龍王たちを差し向けるぞ」
「それは勘弁していただきたい」
サタンの教育はセルに任せて、ログアウトすると
「おはよう、レンくん」
「先にログアウトしてたか」
「レンジ〜」
「楓のことも忘れてないよ」
少しイチャイチャしてから夕食を作るが今日も鍋だ
「ミリアと楓は帰るんだっけ」
「お兄ちゃん、暗いのに女の子を帰らせるのはどうかと思うよ」
「レン、そこは家まで送るとか言うのよ」
怜とアーニャに怒られた
「2人共、今日も泊まっていけ」
「ありがとう、レンくん」
「家の方にはすでに連絡してあるから問題ないわ」
「やった〜ミリアお姉ちゃんと楓お姉ちゃんと女子会だね」
「私も混ざるわ」
「昨日は頑張ったから腰が痛いし、女子会したらいいよ」
ミリアと楓は夜遅くまで怜、アーニャと女子トーーーークして楽しんだらしい




