サンタよりもサタンクロース メリクルシミマス6
ミロク視点
ミロクは妖怪を呼び出してこき使いながら悪魔を狩っていた。
「お〜い、ミロク」
「兄さんも一緒だったの」
「クラメンは?」
「私、1人よ」
虚無僧のタイジ、ミロクの兄で大学生
「妖怪がいるから大丈夫か」
「対アルト用の秘策もあるから」
悪魔を狩り続けて時刻は15時になり、終わりが見えない攻防に援軍がやって来た。
「お〜い、みんな がんばれ〜『魔への鎮魂曲』」
メロディの参戦と敵全体へのデバフを発動で士気が戻る
「とっておきよ、『雫』」
「久しぶりに呼ばれました。」
白い着物を着た白銀の髪をした女性を呼び出した。
「足止めよ、倒しても構わないから」
「分かりました。参ります。」
ミロクが呼び出したのは雪女、雪山に籠もりようやく見つけた。
「『ぬらりひょん』」
「妖怪使いが荒いな、あれを斬ればいいんだな」
「そうよ」
メロディの参戦とミロクが徐々に切り札を切り始めた。
アナスタシア視点
タワーディフェンスの他にある敵と戦っている状態だった。
「今度こそ、逃さない」
「ふむ、どこかであったかのう?」
「神槍技『グングニル・スラスト改』」
高速の10連続突き、手応えがあったのは2突き
「思い出した。遺跡にいた神槍使い」
「ここで倒す」
「我が実験の糧になるがよいわ」
悪魔の進行は他に任せて、ゾディアック12将天秤座のライブラとアナスタシアの戦いが始まっており、一進一退の攻防で神経をすり減らしていた。
「ふむ、力不足じゃのう」
「ナメるな」
アナスタシアの放った神速の突きがライブラの肩を掠めた
「舐めるなよ、人間」
「これが人間の意地よ」
ライブラの攻撃を避け、グングニルがライブラに命中した。
「まだ浅い」
「知ってるわ」
アナスタシアvsライブラは最初は地味だが徐々に派手な戦闘に変わって行く




