開戦前の静けさ
12月25日月曜日
俺が目覚めたのはFRO内の俺の部屋、ベッドの上には裸で気持ち良さそうに寝ている女性陣が6人
「途中から記憶が飛んでるな」
とりあえずログアウトして寝るため、ログアウトした。
「ログアウトしてもこれか」
両隣には昨日と同じでミリアと楓、ベビードールを着てるだけでもましか
ネグリジェとベビードールはどう違うんだ?調べるか
ネグリジェはワンピース型の寝間着、ベビードールはワンピース型の腰丈のランジェリーらしい 下着かよ
「似合ってるし、可愛いからいいか、寝よ」
「レンくん、起きて」
「レンジ、起きなさい」
「えっと、おはようございました。」
「朝からボケないで起きて」
「うん」
ミリアと楓に起こされた、今何時だ?
「今何時?」
「11時」
「本当に?」
「うん」
スマホを確認すると背景が俺、ミリア、楓の3ショットに変わってる 撮った覚えがない 時間を確認すると11時、あと1時間後にはイベントが始まる
「なんで俺、裸なの?」
「それはねぇ〜」
「ごちそうさまでした。」
寝てる間に襲われてた。急いで着替えてブランチ
「私たちが作ったんだよ」
「レンジの好みは調査済み」
「美味しいな、2人ともありがとう」
怜もやって来た、トイレか?
「お兄ちゃんの情報は2人に流してますので、それと12時からイベントには参加します。」
「はい」
怜の圧が強くて負けた。日頃、勉強を頑張っているからガミガミ言うことじゃない
美味しくブランチをいただいた。
「2人はいつ帰るんだ?」
「悲しいけど明日には帰るよ」
「ミリアと同意、抜け駆けはしないことになっているから」
「2人が仲良くしてくれたらそれでいいんだけど」
イベント開始時刻の20分前にログイン出来た。
「御主人様、お待ちしておりました。」
「ロザリー、普通にしろよ」
完全なるメイドロザリーが部屋の中にいた。
「3人は?」
「王城へ仕事に向かいました。3人とも肌艶がとっても良くなっていました。」
エロ漫画で良くあるあれは本当だったのか?
「ロザリー、行くぞ」
「かしこまりました。いつも通りにするわ」
ロザリーはメイド服から深紅のドレスに一瞬で着替えた。
1階へ行き、ドラゴンたちと聖獣たちの点呼とご飯
「アルト〜」
「ケー5か、抱きついてくんな、気持ち悪い」
「大まかなイベント内容を説明するぞ」
「お、おう」
12時になるとランダムで転移させられ、地上界へ向かうゲートを悪魔から死守するタワーディフェンス
ゲートは地上界にある国と同じ数ある。
悪魔は常に強化された状態で下級、中級、上級、最上級が出現する。一定時間後、悪魔王が現れ倒すとイベントは終了する。
*フィールド上で調理、調合は不可能
「ケー5、最後のは?」
「完全にお前メタ」
「ですよねぇ〜」




