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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
これが地獄のメリークリスマス
478/526

大人の階段登る〜君はまだシンデレラさ

12月24日日曜日


目覚めてスマホで時間を確認すると朝の5時、両隣には裸の彼女たちが幸せそうに寝ている。

最初の方は覚えているけど段々とヒートアップして行ってその後の事は何も覚えていないのと、ゴミ箱には使い終わったゴムが沢山捨ててある。


今日のランニングは中止して彼女たちの寝顔を見ておきたいと思った俺もいたが起こさないようにベッドから抜け出して着替えて朝のランニングへ


煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散、煩悩退散、念仏のように心の中で唱えながらまだ暗い中を走る。

いつものコースの中盤、折り返しで天候は雪が降ってきた。


「寒いと思ったら降ってきたか」


急いで帰り、着替え取りに行ってから風呂場へ、開けると


「レンくん、おはよう」

「レンジ、どこに行ってたんだ?」


先にミリアと楓が風呂に入っていた。お湯は昨日入った後の湯で追い焚きをして温めたようだ、少し臭うよね前の日のお湯


「ランニングしてたんだよ、腰は大丈夫?」

「私、知ってるよ さり気なく腰に枕を置いてくれてたの」

「レンジは私たちの身体のことを気に掛けてくれてた」

「あんまり、覚えてないんだけど」


3人でお風呂に入ることになった。ちなみにボディタッチだけで何も致してません。


「レンくん、私たちの身体を見て言う事は?」

「ミリアは右太腿の内側に黒子があるよね」

「そんなところも見てたんだ」

「楓は胸と耳たぶが性感帯だよね」

「私の弱点が」


ミリアは肉付きがいいが油断してると太りそう、楓は出る所は出ているが引き締まっている。

肉付きがいい方が俺としては好みだけどこれを言ってしまうと楓の良さを失いそうで言えない


「朝食を食べてから飾り付けとかやるから」

「飾り付けなら得意だよ」

「私は疎いからミリアの指示に従うわ」


先に上がってから手早く拭いて着替え、朝食作りへ


「おはよう」

「レン、昨夜はお盛んでしたね」

「おいおい」

「激しかったわ、聞いていた私も下着がずぶ濡れ」


いつもより饒舌過ぎて怖いぞ、このアーニャ


「怜にも聞こえていたんじゃ」

「レイには最新のワイヤレスイヤホンと安眠出来るヒーリングソングを渡して置いたわ」


アーニャは予想以上に出来る女に仕上がっていた


アーニャと朝食を作り、完成する頃に怜も起きてきた


「おはよう」

「朝食食べたら飾り付けだぞ」

「手伝いたいけど、円ちゃんたちを迎えに行く」


朝食を食べ終え、アーニャは「メグミから連絡があったから向かう」といい、車で出かけて、怜も「行ってきまーす。」といい出かけて行った。


「3人になったね」

「レンジ、襲っちゃう?」

「馬鹿言ってないで飾りを作るぞ」


3人で黙々と飾りを作り、色んな場所に貼っていく


「間に合ったな」

「間に合ったからね、レンくん ご褒美」

「ミリア、抜け駆け、私も」


手短に2人とキスだけにしておいた。これ以上は暴走する。


「ただいま〜」

「「 お邪魔しま〜す 」」


最初に帰って来たのは中学生組、数分後、アーニャといつものメンバーが到着


「今から着替えるから特に男子覗きは死刑よ」

「覗くなら恵だけだ」

「俺がこいつを見張っているから大丈夫だろ」

「それもそうね」

「ちょっと待てよ、彼氏の信用は?」

「今はない」


女子たちは怜の部屋とアーニャが使っている部屋に分かれて行き、俺は山本を自分の部屋に連れて行く


「凄い爽やかな香りだな」


ゴミ箱のゴミは消えており、汗とイカ臭い臭いで充満していた部屋が爽やかミントになっている。

ミリアと楓に感謝しよう、お礼をねだられると思うけど


「俺たちのコスプレは?」

「これとこれだな、どっちがいい?」


片方はトナカイこれは分かる、もう片方は雪だるまか?


「雪だるま」

「はっ、マジかよ 安定のトナカイじゃないのか?」

「俺が安定、山本が雪だるまだろ予想は」

「よく、分かっているじゃねーか」

「たまには冒険したくなった。」

「レン、お前なんか変わったな」


俺は格好よく、決めポーズ、ジョジョ立ちをしながら


「ふっ、大人の階段を登ったからな」

「お前もついにその領域に辿り着いたのか」


俺と山本はなぜか握手していた。











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