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雪と魔法と血祭り1
ミロク、フィオ、メープルはフリージア帝国に来ていた。
「真っ白の雪景色、それに寒くない」
「アルトのチゲスープと私の魔力式カイロのおかげ」
フィオは今回、試作段階の魔力式カイロを持って来た。毎分MPを1消費するが寒さを半減する効果がありアルトのチゲスープと効果が重複しないため、50%+50%=100% チゲスープの効果時間付きだが寒さを完全に克服した。
「早速、無限の彼方にさぁ〜行くぞ〜」
「フィオもケー5たちに毒されてる」
「元々だよ、アルトとケー5が濃すぎるの」
フィオはジープを用意、タイヤにはチェーンを巻いて対策はしている。助手席はミロク、後部座席はメープル、後ろの警戒も必要かつ弓を使った遠距離攻撃も可能なため
「このまま真っすぐ」
「はいはい〜」
ミロクは悪魔レーダーとMAPを見ながらフィオへ進路を指示、メープルは後方と側面を注意しながら弓で射抜けるように準備だけは怠らなかった。
「そろそろ悪魔に接近するわ」
ジープは止まり、ここからは歩いて向かう




