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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
1章 自由と再生の冒険
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ミリーゼ、月夜の兎へ

宝物庫に入ると・・・・・・・・・金銀財宝ザックザクだった


「アルト様、ミリア様これを」


ミリーゼから分厚い本を渡された


「宝物庫のカタログですので、アルト様もミリア様も1つだけ持っていって構いませんので」


カタログを見ていくオリハルコンやヒヒイロのような金属もあり、武器は業物と呼ばれるレアリティ関係なく鍛冶師の最高点の武器、防具に関しては細かい上昇量まで書いてある

ページを捲っていくと魔剣のページ、宝物庫には4本の魔剣が存在しているが俺の『魔剣索敵』には宝物庫の中には魔剣が1本だけ反応があった。


魔剣とは魔剣士が使用することで真の力を発揮出来る剣魔法が使えるようになる剣は魔法剣の類になる

MPを使い剣を作る魔法はマナソード

『閃光剣』や『暗黒剣』のような剣に属性を付与するのはエンチャントソードと定義される


宝物庫にある魔剣は『太陽の剣サンライトソード』火属性と光属性を併せ持つショートソード レアリティユニーク


「ミリーゼ、俺はこれにするよ」

「その剣は魔剣ではありませんわ」

「魔剣の定義が間違えているんだ、魔剣士が使いこなせる剣こそが魔剣なんだよ」


一応、聖属性以外の魔剣が揃ったことになる ブラックゲイルとサンライトソードは2属性だけど


「ミリーゼちゃん、私はこれ」

「わかりましたわ、取りに行きましょう」


ミリアが選んだ物は分からないがミリーゼとミリアは宝物庫の奥の方まで取りに行った


2人が戻って来たのだが


「ミリア、その卵は?」

「これは聖竜の卵、毎日聖魔法を掛けて上げると生まれるんだって」

「へぇ〜そうなんだ」


宝物庫に出た後、ミリーゼは国王に報告と荷物をまとめるため、1度別れた


「アルトくんはミリーゼちゃんみたいな子がタイプなの?」

「ミリーゼは綺麗で可愛いけどNPCなんだ、会えるのはこの世界だけだよ ゲームと現実の区別はしてるよ」

「そうなんだ」


ミリーゼは肩がけバッグ1つだけで掛けて戻って来た


「それでは参りましょうか」

「ミリーゼは外套をしたほうがいいと思うけど」

「城の外で着ますわ」


城の外に出てからミリーゼは外套を着て、馬車で行くと思ったがけっきょく歩いてクランハウスへ


NPCはワープ像を使用することが出来ないがパーティーにゲスト加入していればワープ像を使っての移動が可能になる


「このお屋敷は呪われていませんでしたっけ?」

「呪いの原因を取り除いたから住めるようになったの」

「その原因の魔剣は使っているけどね ここがクラン月夜の兎のクランハウスだ」


屋敷の中に入ると馬小屋からでて放し飼いになっている大福が寄ってきた


「大福、もふもふだな ミロクは?」


大福は屋敷の方を向いて教えてくれた


「ミリア様、あれはジャイアントラビットですわよね」

「ミリーゼちゃん、大福はテイムされているから大丈夫だよ」

「大福ちゃん、初めまして」


ミリーゼは大福に近づくと大福は身体を撫でさせた


「もふもふですわ~」

「もふもふだろ」


もふもふを堪能してからようやく屋敷の中へ


「ミロク、帰っているか?」

「アルト、ミリア クロ見なかった?」

「クロって?」

「テイムしたネコよ そっちは」

「レラルヴァ王国第1王女ミリーゼ・レラルヴァ様」

「ミリーゼちゃんだよ」

「初めましてミロクと申します。」

「ご丁寧に、ミリーゼ・レラルヴァと申しますわ、ミリーゼとお呼びください」

「アルト、どこで引っ掛けて来たの」

「懐かれただけなんだが」

「そうそう、ミリーゼちゃんはアルトくんに懐いたの」

「確かにアルト様に惹かれましわ」


ペット扱いの王女様なんだが


「ケー5がネタにするわよ」

「前のゲームもこんな感じだったぞ」

「あっそう」

「とりあえず、ミリーゼの部屋だな」

「アルト様のお部屋の隣がいいですわ」


ミリーゼは部屋を勝手に決めて2階へ マジで俺の部屋の隣に住み着くことになった。


「アルト、このゲームどうなってるの?」

「商店とかはNPCを雇えるぞ、ミリーゼは雇用扱いになるのか?」

「知らないけど」


メイド服を着たミリーゼが魔女の帽子を被った猫を抱きかかえて戻って来た


「猫ちゃんがいましたわ」

「ミリーゼ、ありがとう 探していたクロよ」

「ニャー」

「クロさん、よろしくお願いしますわ」

「ニャ〜」


ミロクがテイムしたのはマジカルキャット 魔法を使う猫だ、マジカルシリーズは他にマジカルドッグ、マジカルペンギンがいる


「私の雇用主はアルト様になるので」

「給金を払わないとな」

「雇用主なら私でも良かったんじゃないかな〜」

「御主人様とメイドなら殿方の方がいいですわ」


ミリーゼのメイド服はスカートが短めでとても似合っている


4人でクロと遊んでいるとケー5とフィオが転移してきた


「アルト、魔剣が作れるぞ」

「おう」

「隣のメイドさんは誰だ?」

「レラルヴァ王国第1王女ミリーゼ・レラルヴァ様だけど」

「聞き間違えか?」

「ミリーゼと申しますわ」

「俺、ケー5っていいます」

「惚れたか?」

「惚れねーよ、朴念仁」


「私、フィオーレ、フィオって呼んでね」

「ミリーゼです。王女ですが今はメイドですのでよろしくお願いしますわ フィオさん」


ミリーゼは俺とミリアには様であとはさん付けで呼んでいる


「とりあえず、アルト説明だ、説明をしろ」

「城に行きました。出迎えてくれたメイドさんです」

「メイドですわ、気づかれていましたの?」

「アルトくんが高貴な雰囲気は隠せてないって」

「さすがアルト様ですわ」

「こんな感じだ」

「意味がわからん、それにミリアのそれも」

「これ聖竜の卵だよ」

「ユニコーンの次は聖竜かよ」


今日のケー5のツッコミはキレがあるな


「やらかしコンビからトリオになったんだな」

「そうそう、ディグダからダグトリオに進化しただけ」

「それいきなり頭が2つ増えてるぞ」

「あとミリーゼはNPCだ、死んだら終わりだから俺とミリア、ミリーゼで行動かな」

「NPCは死んだら終わりだからな、蘇生系は今だに発見されてないし」

「パーティーで行動する時はゲスト加入だぞ、メイン職王女、サブ職メイド、神官、水魔法使いだからな」

「なにそれ、戦える王女様しゅごい」

「凄いだろ、ミリーゼ凄い」

「ありがとうございますわ、御主人様」

「うわ〜お前と知り合った時を思い出すわ」

「そろそろ時間だな」

「御主人様たちは天上人でしたわね、またお会いできるのを楽しみに待っていますから」

「ミリーゼちゃんまたね」

「今度は冒険に行こう」

「楽しみにしていますわ」


俺たちはログアウトした


ミリーゼちゃん尊い、可愛い同人誌でたら絶対に買う

錬治は心の中で堅く誓った










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― 新着の感想 ―
知り合った時の話知りたいな
[一言] ステータスとかの人物紹介がほしいですね 特に主人公の魔剣 確か『流浪の刀』『カースドペイン』『ソウルフィオウル?』『ブラックゲイル』『コキュートス』『簒奪の剣』そして新しいのは『サンライトソ…
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