vsキマイラ
キマイラとは複数の動物を組み合わせた魔物が一般的、幻獣王ガゼルとバフォメットで融合してもキマイラ出来るじゃん
今回のキマイラに関しては鑑定してみると、素体はライオン、蛇、山羊のオーソドックスなキマイラでゴーレムの技術と悪魔の魔力が組み込まれている。マッドなキマイラだった。
「ミリアは回復と補助、メープルは尻尾の蛇に注意して攻撃、出方とパターン解析から始めるぞ」
ミリアは『聖天の加護』『生命の息吹』『聖竜の怒り』『セイントサンクチュアリ』
防御力特大アップ、状態異常1度だけ無効、HP特大上昇、オートヒール(中)、攻撃力上昇、聖属性の威力上昇、闇属性弱体化フィールド発生
ミリアのバフで強化された、メープルはキマイラに接近して斬りかかるが前足の爪で防がれ、ライオンの口からポイズンブレスが吐かれた。
「ミリアを認めないといけないようね」
「普通に感謝してよ」
アルトはビームサーベルでゴーレムのボディを攻撃するが傷がつかない
「かなり、厄介だな」
「弓で援護に回った方がいいかな?」
「いや、弓では大したダメージにならないし、俺の切り札もセイントサンクチュアリで弱体化されてる」
切り札はもちろん『魔剣カースドペイン』あれなら確実に葬れる
アルトはビームサーベルから『黒龍刀黒龍之滅爪』と『白龍剣白龍之光牙』に変更
「『魔剣共鳴』」
アルト以外の時が止まり、アルトはキマイラに接近して攻撃を開始、尻尾の蛇を斬り落とし、山羊の頭を斬り落とした所で停止した時間が動きだす。
「え、なんで」
「チート過ぎでしょ」
アルトが確かに斬り落としたキマイラの部分は再生された。
「魔導機械文明が滅びた理由になりそうだな」
生命とゴーレムの融合、悪魔の魔力が使われているのは気になるが相手をゴーレムとして考えると核を破壊すればいい
「メープル、斬れるか?」
「アルトに頼まれれば斬るよ」
「隙を作るから頼んだ」
「今度、デートね」
アルトは『太陽の剣サンライトソード』に変更して、ダメージ覚悟でキマイラに接近し身体に剣を突き刺して剣に魔力を込める。
キマイラの身体の中に炎属性と光属性を合わせ持つ炎がキマイラの体内から焼き尽くそうとするがキマイラは暴れて剣を突き刺しているアルトへ攻撃をする。
「『桜流古式抜刀術奥伝 死岸花』」
メープルがこっちで考えてついに使えるようになった。元々ある桜流古式抜刀術奥伝のFRO仕様
メープルは縮地でキマイラに接近して、刀を抜く スローモーションに見える美しい動きはキマイラの生命を一瞬で刈取った。
「ふぅ〜」
「お疲れ」
「デートよろしくね」
「お、おう」
膨れっ面のミリアがやって来た。
「アルトくん、無茶し過ぎ」
「あれしか無かったから仕方ないだろ」
「私もデートね」
「今度、予定立てよう」
キマイラを回収して遺跡の探索は続く




