姉妹の悪魔狩り
タロ、ジロ、ブロの連携で上級悪魔にダメージを確実にいれているが決定打に欠ける
「忍法『火遁不死蝶』」
レイが蝶の形をした無数の炎が上級悪魔へ飛んで行き、上級悪魔の身体に引っ付いて離れない やがて全身を蝶だらけになり、断末魔を上げて焼け死んだ。
「えげつないな」
「あれ、弱点だらけだからほぼ初見殺し技だよ」
不死蝶、不死に名前を引っ張られ過ぎているが攻撃は蝶に命中するし、紙装甲で消滅はする。数が多過ぎるだけ、水が掛かっても消滅する。
特に雨の日は焔の錬金術師レベルの役立たず
「こんな、感じだよ」
「大川マスタングか三木マスタングどっち?」
「三木マスタングかな?」
「アルトくん、他にも上級悪魔がいるけど倒しても良いよね」
「良いよ」
危ない危ない、答えは聞いてないって言いそうになった。
俺とレイ、アズールは紅葉の実力を見ている。その裏では笑いながら悪魔を斬っているメープルがいるけど
紅葉は薙刀を装備して、推して参った。
「『桜流古式薙刀術 風火斬』」
薙刀を振ると風と炎が合わさった斬撃が飛び、当たった悪魔は綺麗に切断され、傷口を焼かれて再生不能になっている。しかも薙刀を振る速度が速いと斬撃の速度も上がる
下級、中級悪魔を殲滅、最後に上級悪魔が2体
「お姉ちゃん1人、1体」
「はいはい」
メープルは上級悪魔の前に立ちはだかり居合いの構えから
「『桜流古式抜刀術 白閃』」
居合いの構えから瞬間的に3回上級悪魔を斬り、斬った場所には白い線が見えた。
紅葉の方は薙刀から刀に武器を変更して納刀の状態で素早く上級悪魔に接近してすれ違いざまに刀を抜き一閃、斬られた上級悪魔は切り口部分から炎が全身に燃え広がり倒した。
「お疲れ、見事な太刀筋でした。」
「アルトくん、私のあれは技じゃないよ」
「紅葉のあれ凄いと思うけど」
「ただの動作を繋げただけだから」
今日の鬼退治、悪魔狩りは終え、クランハウスに帰ってから解散した。
2日後の社交界どうすればいいか




