口寄せの術
メープルの桜流古式剣術は花の名前が多い、スノードロップの花言葉は死 こころのめとぜったいれいどフリーザーを思い出す。
「メープル、ドロップ品は?」
「鬼姫が着ていた十二単衣だよ」
十二単衣って十二だけど実際10枚なんだぜ、ためになったね〜ためになったよ〜
「装備出来るのか?」
「うん、装備出来るよ、お姉ちゃん着てみて」
メープルは紅葉に十二単衣を渡した。
「いいの?」
「私だと着ても歩けないから」
袴に鎧を装備しているメープルと巫女みたいな装備をしている紅葉
「メープル、これ呪われているからダメよ」
確認のため鑑定すると
鬼姫の十二単衣:鬼姫の怨念により、装備した者を第2の鬼姫と化す
「呪われたアイテムだな」
「怨念って呪いよりも強いから祓うには儀式が必要になるから」
「保留だな」
後日ミリアと紅葉がいる時に祓ってから処分した。
鬼姫を倒したせいで悪魔レーダーには悪魔の数が増えている。
「レイ、偵察行けるか?」
「ちょっと待てね、『口寄せの術』」
レイは柴犬と黒柴と白柴の3匹を召喚した。どうやら忍犬らしい
口寄せの術は契約している者を呼び出す召喚系
「タロ、ジロ、ブロ、偵察よろしくね」
「「「 ワン 」」」
3匹は走り去った。
「遠吠えをしたら合図になるからね」
「うちのドラゴンたちより優秀だな」
「な、日頃より貴方様に仕えておりますのよ」
「移動と戦闘以外食ってるだろ」
「そ、そんなことは」
アズールの腹をつつくと
「貴方様、いけませんわ」
「当分はダイエット食だな」
悪魔レーダーを確認すると減ったり増えたりと忙しい
「レイ、柴たちは戦えるのか?」
「普通に戦えるよ」
悪魔レーダーの反応にも分かった気がする
「ワォーーーーン」
遠くで遠吠えが聞こえた
「あの声はブロだ」
レイが先行して後ろを俺、アズール、メープル、紅葉が付いて行く
タロが柴、ジロが黒柴 、ブロが白柴
レイに追いつくと3匹は勇猛果敢に上級悪魔相手に見事な連携で勝とうとしていた。




