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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
1章 自由と再生の冒険
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闇魔法

昼休み、弁当持参で教室でミリアちゃん、水谷、三島と食べていると


「猫がいいわ」

「狼くらいなら乗れるから便利じゃない?」


水谷と三島は次にテイムするモンスターについて話し合っていた。

FROはモンスターなら倒すと消滅、ドロップアイテムを落とすが動物なら死体がそのまま残る。解体して肉や毛皮を採ることが可能だ


「モンスターにしとけ、戦力になる」

「レンくんは悪魔かな?」

「鬼畜魔剣士」

「なんで怒られてるんだ?三島?」

「草薙が戦力とか言ったからだよ」

「いやいや、大福強いじゃん 押し倒されたぞ」

「レンくん、動物にもモテるんだ〜」


ミリアちゃんからの視線が何故か痛い


「テイムするなら進化可能なモンスターにしとけよ、実装はまだだが三次職に関わってきそうだしな」

「草薙の予想は?」

「騎士職がドラゴンとかテイムしてたら竜騎士とかドラゴンライダー辺りは濃厚だな」

「馬なら騎乗騎士とかありえそうだね」

「馬じゃなくても4足歩行の動物なら可能だと思うぞ」

「水谷はけっきょく何を目指すんだ?」

「五条○」


完全に空気が凍りついた、あの姉御からそんな名前が


「今、漫画読んでるから」

「そうか、てっきりケンシロウだと思ったんだが」

「承太郎じゃない、オラオラで殴ってそうだし」

「恵ちゃん、頑張れ」

「山本に言ったら、アイアンクローだからね」


あいつに言うとネタにしかならんからな、黙っておこう


「黙っておく」

「殴り陰陽師の方がいけると思うよ」

「三島さん、あとでトイレに行こうか」

「ごめんなさい」


昼休みも終わり、午後の授業も終わり、放課後


「今日は自由だからな」

「俺とミリアさんは城に行ってから一狩りかな」

「私はレンくんに着いていくよ」

「バカップルはほっといて、鉱石採掘に行くかな」

「鉱石なら私も行く〜錬金術に必要な鉱石売ってなかったから」

「私は大福と散歩しながら猫を探すかな」


今日の自由行動は決まった。予定していたことと、やっと覚えた闇魔法を検証したかったし


下校、家に着くと着替えて、スマホを確認するとミリアちゃんからメッセージが

20時にログインすると返しておいた


検証だけしたかったため、ログインした。

クランハウスからフィーアに移動し、フィーアの外へ


フィーアには海上ルートと地上ルートがあり、海上ルートは裏技のようなもので正規は地上ルートかららしい

といってもドライからフィーアに行くためには迷いの森を抜けて山を越えないといけない、山にはワイバーンなどの飛竜種がいるため、対空技がないジョブは一方的にボコられるだけだ


地上ルートだとブラックワイバーン2頭が門番モンスターで海上ルートをクリアしているため、地上ルートの門番モンスターは免除されている


フィーアの街から山に進むと巨大な影が現れた


「さっそくワイバーンか、『シャドーミラージュ』」


アルトの影からもう一人のアルトが現れ、装備している魔剣も同じだ


シャドーミラージュ:HP、MP、TPの半分を代償にもう一人の影の自分を作り出す魔法、消費した半分は影に委譲される 影の攻撃ではクリティカルが発生しない、影を回復させることは出来ない 持続時間300秒、クールタイム60分 影が消滅した時、残ったHP、MP、TPはオリジナルへ返還される


魔剣ブラックゲイルを装備して、ワイバーンに『飛斬』を放つ、影も同様に『飛斬』を放ち、ワイバーンの翼に命中、オリジナルの方が火力が高いため、翼を破壊し、影の方は翼に傷をつける程度だ


片翼になった、ワイバーンは地上へ墜落し、アルトと影は追撃し、ワイバーンはドロップアイテムを残し消滅した。


影は移動と戦闘だけはするが採取は出来ないようだ

時間が来たため影は消え、消費した物は返還された。


その後も剣に闇属性を付与する『暗黒剣』、影に潜んで移動する『シャドームーブ』など他にも多数、検証したあと、フィーアの町に帰り クランハウスへ転移した。


一度、ログアウトしてから夕飯を作った。


怜が帰ってきたため、夕飯を食べてから約束の時間より早めにログインした。


「アルトくん、早いね」

「ミリアも早かったね」


予定より早いが城へ向かうことにした。







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