砂漠の遺跡に行ってみた4
2体のケンタウロスゴーレムに対して片方にはセルとエル、ダーク、クリム、アズール、ベリーで対処してもらうことにした。
「作戦通り、2体の距離を離して戦うぞ」
「「 了解しました。 」」
セルとエルは指示通りに動き、ドラゴンたちにも指示を出しながら立ち回っている。
「トレノ、本気だしていいぞ」
「メェ」
トレノは光輝き、ぬいぐるみサイズから2mオーバーの巨大なパンダになった。メェしか喋らないし、ゴリラ形態にもお湯を掛けておっさんにもならないぞ
聖獣パンダの真の姿だ、動物園のパンダと変わらんだろ?
「タンク役頼んだぞ」
「メェ〜」
トレノはケンタウロスゴーレムに『挑発』を使い自分にヘイトを向かせた。
「ライトとランも本気だしていいぞ」
「分かった」
「仕方ないわね」
ライトとランも大きくなり、1人くらいなら乗れくらいの大きさになった。
今回は屋内での戦闘のため、本気を出して大きくなると身動きが取れなくなるため、大きさにも制限を設けた。
「ロザリー、俺たちは側面から前足を攻撃だ」
「かしこまりましたわ、御主人様」
アルトは『ブラッディロード』ロザリーは『ブラッディローズ』を装備して攻撃を開始し始めた。
「硬いですわね、これならどうかしら」
ロザリーは血魔法を使い、『ブラッディローズ』を大剣の大きさにしてケンタウロスゴーレムに攻撃すると、前足が少しだけ欠けた。
「ロザリー、何したんだ?」
「腐食の効果を付けましたわ」
植物系のモンスターには効果がある腐食、ロザリーが傷を付けた場所は溶かして傷を付けたような跡がある
アルトは『魔剣コキュートス』を装備してケンタウロスゴーレムの前足を攻撃すると傷は付けれなかったが白くなり、『太陽の剣サンライトソード』を装備して攻撃を加えると急激な温度変化のせいで前足の表面が砕けた。
物理とか法則は現実と変わらないため、『風化』は可能だがこれを物理的風化と言えばいいのか熱風化と言えばいいのか 今はどうでもいいことだが
「この調子で行くぞ」
トレノがタンクとしての動きを見事に熟してくれているおかげで前足の片方を破壊することが出来た。
遅れてロザリーも前足を破壊することが出来、機動力を奪う事が出来た。
トレノは今まで食らったダメージを倍にして返す『カウンターフィスト』を使い ケンタウロスゴーレムの上半身は爆散、勝つことが出来た。俺たち必要だったか?
もう片方の方も大技を食らわせてケンタウロスゴーレムを破壊していた。
「過剰戦力だな〜」




