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嵐山へ2

実はこの前行ったんだ嵐山

駅から歩くと露店が・・・・まだ開いていない、スマホの時計を確認すると9時半過ぎ

さらに歩き川沿いを左手に行くとあの映画の主題歌の名前にもなった渡月橋が見えてくる手前にある露店は開いていないが鮎や串肉を売ってるようだ。

「朝からでも人が多いね」

「三島は小さいから迷子になるなよ」

「迷子にならんわ、草薙こそ迷子になるでしょ」

「この状態で迷子になったら完全に遭難だ」

俺の左右にミリアと楓さんががっちり腕を掴んでる。横に列んで歩いて通行の邪魔にならないように最低限の配慮を考えた結果のようだ。

「怜、三島、アーニャに付いててくれ逆に迷子になりそうだ」

アーニャは俺たちよりも少し前を歩いている。わくわくしてるのは見ていて分かるけど

「写真でも撮るか？」

「帰りがいいかな」

「私も」

渡月橋を渡り終え、信号を渡るとお土産を売っている店が多いがまだ開店前だ。

「最初に行く所は決まってるのか？」

今回のプラン何も聞いてないんだよ

「お兄ちゃん、天龍寺に行くよ」

「へ〜い」

アーニャたちの後ろを付いていき、到着した。

庭園だけ歩くのだが参拝料で500円取られる京都の寺は有名どころは参拝料が掛かる

参拝料を支払い、パンフレットを受け取って中へ

池を見たり、順路を歩いて色々見て回る風景の写真は撮っているぞ

「予想以上に歩くね」

「お年寄りがしっかり歩いてるからな」

「最近、運動不足だったよ」

1時間掛けて見て周り、外へ出た。

「アーニャ、次はどこに行くんだ？」

「竹林の小径、野宮神社があって縁結びの神社らしい」

女子たちは縁結びと聞いて行く気満々になった。

「女子って元気だな」