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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
1章 自由と再生の冒険
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パーティー結成

目標にしていた町に到着したため、ログアウトした錬治は高校のクラスメイトにSNSで連絡した。

返信を待っている間にシャワーを浴び、夕食の冷凍食品をレンジで温めていた。


「返信来てるな」


連絡相手はクラスメイトの山本、顔やルックスはそこそこの男子でゲーマーだ


「アインに着いたか、21時くらいから狩りに行くか」

「まだ15レべだがいいのか?」

「俺は18レべだからたいして変わんないぞ、最大5人だから適当に3人集めてやるよ」

「お手柔らかに」

「21時、アインの中心、噴水があるところに集合な」

「了」


今は18時、時間はまだあるな 錬治は夕食をさっさと済ませ、日課の筋トレを始めた、筋トレが終わり、再びシャワーを浴びてから楽な服装に着替た。時計を見ると20時、約束の時間には早いがログインして防具やアイテムを見て回る


近接職だと鉄製の鎧を着けることが可能だが素早さが下がるため、レザー製の鎧の方が防御力は下だが安さが魅力的だ スケイルメイルも気になるが装備可能なレベルが20のため買う意味があまり無い


頭:気合の鉢金

胴:レザーアーマー上

足:レザーアーマー下

履物:レザーブーツ

指:成長の指輪

武器:流浪の刀


HP、TP、MPは順調に増えている 時間が迫りつつあるので約束した噴水の方に向かった。


噴水の回りにはプレイヤーが多く、だいたいは待ち合わせ場所になっていたり、臨時のパーティーを募集していたり、色々だ

クラスメイトの山本そっくりの顔をしたプレイヤーがキョロキョロ、誰かを探しているようだ。

プレイヤー名はケー5、ジョブはアーチャだ。


「21時、アインの中心、噴水のあるところ集合か?」

「合っているぞ」

「アルトとかまともな名前過ぎんぞ」

「ケー5だもんな、5ってなんだよ(笑)」

「それよりもあと2人、呼んでるんだぜ」


俺とケー5が駄弁っていると女性プレイヤーに話掛けられた。


「いたいた、見つけたら連絡寄越しなさいよ」

「待って~よ~」

「噂をしたら来たぞ、パーティーリーダーは俺がやるから受諾してくれ」


ケー5からパーティーへの申請が来ました。YES/NO 

YESを押すと画面、右側にパーティーに所属しているプレイヤーの名前とレベルHPバー、TPバー、MPバーが表示された。


「パーティーチャットに変更で」


パーティーチャットに変更した。これならパーティー内の会話だけで外部に漏れないから名前呼びしても安全だ


「どうも、初めまして草薙錬治です。アバター名はアルト、剣士で15レベルです。」

「レンは真面目ちゃんかよ」

「は、初めまして同じクラスの月岡ミリアです。これからはレンくん呼ばせてもらいますね アバター名はミリア、そのままで神官してます。レベルはレンくんと同じ15だよ」


ま、マジかよ、同じクラスの金髪ハーフ女子ミリアちゃんじゃん、高校デビューの俺にとっては高嶺の花なんだけど山本のコミュ力ハンパねぇー


「私もやるの?同じクラスの水谷恵よ、アバター名はミロク、戦士をしているわ、レベルは16よ」


水谷といえばクラスのサバサバ系女子だったな、ゲームしてるのが意外すぎる


「自己紹介も済んだし狩りに行くか、ここから名前はアバター名で呼ぶことな」


4人でレベル上げに適したダンジョンへ向かっていた。


「ケー5はサブ職なににしているんだ?」

「俺は鍛冶師だぜ、見た目はエルフなのにな(笑)」

「矢の節約とオリジナルの矢の作成か?」

「正解だ、鍛冶師が10になったら魔法使いにサブ転職の予定だからな」


ミリアちゃんは話し掛けて欲しそうにこちらを見ている。話かけてみるか


「ミリアのサブ職は?」

「私のサブ職は魔法使いだよ」

「俺と一緒だね」

「そうなんだ~おそろいだね~」


ミロクも話しかけろよ的なオーラを出しているため話しかけてみた


「ミロクのサブ職は?」

「シーフよ、獣人を選んだのだから仕方ないでしょ」


ミロクは耳の形状からして犬獣人なんだろう


「何獣人なんだ?」

「狐よ」

「狐ってさ、魔法が凄いイメージなんだけど」

「九尾とか妖怪のこと言ってる?」

「はい、そうです。私が悪いです済みませんでした。」

「なんで、謝られているのかいしら?」

「そりゃあ、ミロクが普段から怖いからだろ」

「ケー5、ゴールデンウィーク明け、覚えておきな」


俺が実験で発見したことを話した。


「つーか、お前にイレギュラー多すぎだろ」

「普通にゲームしているだけだぞ」

「ユニークジョブに関してなんかないか?」

「俺の予想だとミリアが近そうだけど」

「え、私」

「神官に転職してから魔物は狩ってなかったよね」

「うん、回復役しかやってないから狩ってないよ」

「俺の予想が正しければ狩る魔物はアンデッド系のみ、ケガをしたNPCを魔法で治療するなど好感度を上げるとユニークジョブ聖女が出ると思うけど」


ミリアちゃんを見ると目を輝かしている


「アルトくんが手伝ってくれるなら聖女目指してみようと思います。」

「ミリアは聖女じゃなくて聖ぼ・・・・」


ミロクのアイアンクローがケー5の顔面に、体力ゲージが削られている。ミリアちゃんはボンキュボンで大変女性らしくおっとりして母性があるため、聖母と言われてもおかしくないが黙っておく


俺たちはレベル17から入場可能なアンデッドしかいないダンジョンに着いた、もともと行く予定地がここだった。

ソロなら17レベルからじゃないと入場できないがパーティーの場合誰かが条件を満たしていれば入場可能である。


初めてのダンジョンに入場した。





ついにヒロインでましたね~

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