第3回月夜の兎クラン面接2
インターバル中
「3人の評価は?」
「失格です。」
「弱々かな」
「御主人様の同僚になるには力不足かと」
3人の評価厳しいな、怪盗スタイルで余裕で勝ててたから仕方ないとして、次から装備の換装しながら戦ってみるか
インターバルが開け6人目、ここでようやく女性だ
「私は紅葉 ハンディルールでお願いします。」
レベルが50固定になり、ステータスも50になった時の予想値に変わる。
俺の方にはそれなりのデメリットが発生する。60以上じゃないため3次転職のジョブとスキルが封印される。今の俺は『魔剣士』と呼ばれていたあの頃なのだ
相手は珍しい武器薙刀を装備している。見た感じ桜華から始めたのだろうな
魔剣ブラックゲイルを装備して、模擬戦が開始される
薙刀のリーチを生かした連続の突き、回避したり、魔剣でガードをして攻撃を防いだ。
「『桜流古式薙刀術 乱れ桜』」
突きと見せかけた斬撃、斬撃と見せかけた突きを繰り出し、今日初めての被弾を許してしまう。
「お返しだ『飛斬』『飛斬』『魔風斬』」
「『桜流古式薙刀術 水鏡』」
紅葉は薙刀で水の鏡を生み出しアルトの攻撃は水の鏡に吸収され跳ね返された。
アルトはとっさに回避に動いたため反射された攻撃を避けることが出来た。
「あぶねー」
『魔剣コキュートス』を使って相手を氷漬けにして勝った。
「合格、3人は?」
「文句ありません」
「ハンディルールでもマスターの度肝抜かせたから合格」
「認めましょう」
初めての合格者が誕生した。
7人目、8人目、9人目をボコり10人目
「俺はえロフ、スタンダードルール」
「えロフかよ」
「今日の俺は一味違うからな」
10人目、えロフ戦が始まった。
「『影分身』」
えロフが6人に分かれて忍者ならではの動きで攻撃を仕掛けていくが
「『飛斬』『飛斬』『飛斬』」
未来位置の予測をして『飛斬』を飛ばしておいた。流石えロフ先生、見事に命中して残り本体と合わせて3体になった。
『翠龍之翼弓』を装備し風の矢を連続して放つ、射った矢は逃げるえロフと残りの分身を追尾して追いかける。
逃げ惑うえロフに対して使い捨ての投げナイフを投擲して攻撃 最終的にえろフは投げナイフが頭に刺さり、後ろからの風の矢が命中してえロフは散った。




