砂漠のお宝
指筋肉痛 稲刈り無事終わった
シャボン玉に包まれたアルトはそのまま、水の中に入っていく
「『エラコンブ』よりも使い勝手が良さそうだな、攻撃を喰らえば弾けそうだけど」
予想していた水深よりも深く、月明かりのおかげで水中の中でも視界は良好、シャボン玉は行きたい方向へ自動で動いてくれるため、とても便利
そして目的のお宝を発見した。
「剣か?」
アルトは水底に突き刺さっている剣の柄を掴み引き抜く、シャボン玉は剣に触れた程度じゃ割れない
簡単に剣を引き抜くことができ、すぐに鑑定
地神剣ガイア:地属性の神剣、見た目はロングソードだが任意で長さの調整が可能 土属性魔法や土属性の剣技に補正が付き、地属性に変化される。
職に神が付く者なら装備可能
う〜ん、アナスタシアでも装備可能なんだよな それに剣の長さを変えれるのは対人戦だとかなり有効、土属性魔法と剣技は使えるけど地味なんだよな、土属性の上位が地属性だったな
火は炎、水は海、風は嵐、土は地になる 氷は水の派生だから変化なし、光と闇も変化なし、ついでに雷も
あとは毒とか血とかも特殊属性扱いらしいので変化はない、つい最近、思いついたかのようにアプデしてたな
水は氷じゃないのかって?上松に聞いてくれ 俺のせいにされそう
用が済んだのでシャボン玉は上昇していき、水上に頭を出したらはじけた。
「アルト、あったか?」
「これだ」
「剣かよ」
「金と茶色のカラーリングって変じゃない?」
「そうかな〜秋みたいな感じでいいと思うよ」
「アルト、GODSWORD」
「よく分かったな、アナスタシア 鑑定したな」
「YES」
久しぶりにアナスタシアのネイティブな英語を聞いた気がする。
「今日は戻って解散だな」
「アルト、明日はどうすんだ?」
「怜が帰って来るからそのあと時間があればログインかな」
「ケー5、クラン面接の打ち合わせとかあるけど覚えてる?」
「忘れてたな、俺いつも警備だし」
「今回は通常面接と模擬戦の2パターンでやるんだったな」
「そうだよ、模擬戦するのはアルトくんだからね」
「アナスタシアは?」
「手加減無理」
「レイとかエリカは?」
「中学生組は面接官」
「アイドル組は?」
「たしか、生放送の番組に出るから無理とか言ってたぞ」
「俺も手加減無理だぞ」
「暗殺者スタイルで舐めプしとけよ」
「暗殺者スタイルちゃうし、怪盗スタイルやし舐めんなよ、気に入ってんねんぞ ケー5、今から模擬戦な舐めプしてやるからかかってこいや」
「言ったな、蜂の巣にしてやっから」
「はい、ストップ 今日は遅いから明日でいいよね」
「アルトの怪盗スタイルの戦闘とか見たことないし」
ミリアに止められた、怪盗スタイルの戦闘見たことなかったけ?
「ミロクとの模擬戦で使ってただろ」
「ほんの一瞬だったじゃん」
怪盗スタイルは防御を捨ててスピード特化なんだけど、正直言うといつもの状態の方が全てのステータス上なんだよね
ケー5と模擬戦する話になり、クランハウスに帰ってからログアウトした。




