忘れていた宝の地図
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ケー5たちと合流したがなんか疲れているようだ
「アルト、そっちはなんかいたか?」
「『古代の騎士ゴーレム』が恐竜になったぞ」
「こっちはゲッターだ」
「パーティーのバランスはそっちの方がいいだろ」
と言っても、近接アタッカーがアナスタシアだけで残りは遠距離アタッカーやヒーラー、なんかすまん
「今日はここまでにしておくか?」
「だな、次はフルメンバーだな」
「レイド戦を見越せばそうなるな」
今回はここまで、外に転移出来るダンジョン用の転移石、もちろん使い捨てを使ってピラミッドの外に転移した。
「次は面接後だな」
「ケー5、即席パーティーはきついと思うよ」
「連携や臨機応変な対応の訓練だと思えばいいぞ」
「今度はくじ引きでパーティー決めようよ」
「ミリアに賛成、アルトはどう思う?」
「俺もミリアに賛成だけど、ドラゴンたち、セル、エル、ロザリー、トレノ、ベリーは過剰戦力だと思うんだよな」
「じゃあ、くじ引きだね」
「ミリア、くじ引き好きだね」
「あみだくじは苦手だもん」
今回、ここに来た本来の目的を思い出した。
「ケー5、宝の地図」
「うおぉぉぉ、忘れてたわ」
宝の地図を広げて場所の確認
「う〜ん、どこだ?」
「どこだろ?」
「アルト様、見せてもらえますか?」
「はい、どうぞ」
ミリーゼは地図を見て、どうやら場所が解ったようだ
「ここから北西の方ですね、確か近くにオアシスが見えると思います。」
さすが王女、国の詳細な地図でもあるのだろうか?
「オアシスまで移動するぞ」
全員、ドラゴンの背に乗り移動開始した。セルとエルには先に行ってもらい目印代わりの仕事がある。
モンスターからの襲撃もなく、オアシスに到着した。
「ケー5、泳ぐの?バカじゃない?」
「泳がねーよ、フィオが泳いでみろよ」
「ケー5に裸にひん剥かれる〜ミロクに言ってやろ」
「すまんな、フィオの裸に興味ないわ」
「うわ、冗談で言ったのに酷い」
「俺にはミロクが1番だからな」
「何?この敗北感」
ミリーゼに地図を見てもらいながらオアシスの周辺を散策している。
「アルト様」
「どうした?」
「大変申しにくいのですがおそらくお宝はオアシスの中にあると思われます。」
「濡れない魔法ってある?」
「あると思いますが私は覚えていませんわ」
2人で休憩中のラスティナのところへ
「ラスティナ、水に濡れない魔法ってある?」
「ないわ、水の精霊に頼めば早いわ」
「アズール」
「お呼びでしょうか貴方様」
「オアシスの中を調べたいから力を貸して」
「かしこまりました。」
巨大なシャボン玉に包まれたアルトだった。




