天の一撃
アナスタシアの持つ『神槍ニブルヘイム』は氷属性の槍、デメリットは装備しているとHPが常時減り続けることだ。
『神槍ニブルヘイム』にはまだ隠された能力があるのだが
「ケー5、属性ばら撒くから弱点属性を教えて」
「了解、やったれ フィオ」
「『フレイム』『アクア』『ウインド』『アース』『アイス』『サンダー』『ライト』『ダーク』展開」
フィオの後ろには全8属性の魔法の塊が現れ、それが一気に増殖
「『エレメントパーティー』」
8属性の塊が流星群のようにトリニティゴーレム3型に降り注ぎ、ケー5が各属性で与えられるダメージを確認
火、水、光、闇は装甲に当たるがダメージ与えられていない、土、氷は装甲に小さな傷を作る程度、風、雷は装甲に確かなダメージがあることを確認出来た。
「風と雷だ」
「ちょっと待って、私も攻撃するよ アナスタシアさん、援護お願いします。」
「了解、ミリア」
ミリアの移動速度は普通のヒーラーより早い方だが前衛職には敵わない、アナスタシアはミリアの速度に合わせた動きをしてスキルを使いトリニティゴーレムを撹乱する。
「よし、行くよ 『天の一撃』」
ミリアのメイスから振り落とされた一撃はトリニティゴーレム3型に致命的なダメージを与えることに成功した。
「はぁぁぁぁ!!、俺の出番ない」
「さすがミリアだね」
トリニティゴーレム3型は3体に分裂して空中へそこから別の形態に合体した。
「合体は男の浪漫だな」
「無限拳かな弓を使う遠距離タイプかレイピアを使う速度重視かな?」
「フィオ、アクエリオンのままだぞ、次は片腕はドリルになる速度特化型になるぞ」
トリニティゴーレムはケー5の予想通りになる。
トリニティゴーレム2型
片腕はドリルで射出も可能、早い速度と分身も可能
「ゲッター2かよ、フィオ 弾幕 こっちも虎の子を出す」
ケー5はアナスタシアとミリアに下がるように指示してからある武器を取り出す。
「ケー5、さっきと同じでいい?」
「いいぞ、弾を作るのは大変なんだからな」
ケー5はガトリング砲を装備している。
「ロックンロールしようぜ」
「プリズムビットは?」
「あれは専用の弾じゃないと効果ないんだ」
フィオが先ほど放った魔法をまた放ち、ケー5のガトリング砲が火を噴く
ケー5とフィオの全体攻撃はトリニティゴーレム2型に避けることなく、命中しトリニティゴーレム2型はボロボロになっている。
トリニティゴーレムはまた分離して空中で別の形態に合体した。
「フィオ、トマホークと腹からビーム出ると思うぞ」
「ゲッター1じゃん」
トリニティゴーレム1型の手には大鎌を装備していた。




