3体合体
ピラミッドの中に突入した。
「似たような感じだな」
「機械系のモンスターが多くなるってことだよね」
「雷属性の武器の出番だ」
ミリアは新しいメイス、ケー5は銃を装備した。
「アルトくん、ゴロロくんマークⅣだよ」
「可愛らしい名前付けたな」
「威力も鬼ヶ島で実証積みだよ」
とんでもなくやばい武器なのは分かった。
「ケー5、こっちを見てもツッコまないからな」
「俺の新しく作った銃なんだぞ」
「使わない武器のことを説明されてもな」
モンスターに出会うことなく、分かれ道へ
「俺たちは右に行くから」
「分かった、俺たちは左に行く」
ケー5たちは右、アルトたちは左に曲がった。
ケー5視点
「ケー5、ミロクに怒られない?」
「浮気かって?」
「違うよ、楽しそうな場所に乗り込んでることに」
「デートして機嫌を取るさ」
「リア充、爆ぜろだって」
「フィオ、てめぇ配信してやがんな」
「してるよ〜、ミリアはどこでもモテるね」
「私は一途だもん」
「アナスタシアもクールビューティーでモテるよ〜」
「ありがとう、フィオ それにしてもアルトは鈍感」
「そうだよね、アルトくんは朴念仁だよ」
歩いて行くと広い空間に到着した。
「前はアイアンゴーレムとかいたが」
「なんか浮いてる」
3つの物体が浮いており、それが空中で合体変形を始める
「3パーツで合体だと、ゲッターかよ」
「ケー5、そっち?アクエリオンじゃない?」
「違うわ、あれはキングジョーよ」
「アナスタシア、なんで知ってんだ。」
「ウルトラシリーズは好きよ」
「ミリア〜」
「ごめんね、お話について行けなかった」
3つのパーツで合体した見た目は完全な巨大ゴーレム、ただし脚部はキャタピラ、動く気配はない
「『鑑定』」
三位一体トリニティゴーレム3型
全3形態があり、攻撃パターンや弱点属性、全てが変わる
「いつも通りにやるか、頼んだぞ アナスタシア」
「了解、『神槍之騎士』の力見せてあげる」
アナスタシアは瞬時にトリニティゴーレムの目の前に移動し、『神槍ニブルヘイム』で鋭い一撃を放つがトリニティゴーレムの装甲に傷を付けることは出来たが神槍の能力でアナスタシアのHPは減っている。
アナスタシアはトリニティゴーレムの攻撃を避けながら、後方へ戻り ミリアがアナスタシアを癒す
「ありがとう、ミリア 行ってくる」
再びアナスタシアの攻撃が始まろうとしていた。




