あの三角形は
アルトたちはナイトアサシンスティンガーの素材を拾い集めたあと、ジープまで飛んで戻ると
「ライオンっぽいの倒してるな」
「アルト、アントライオンだ」
「アリなのか?ライオンなのか?」
「ライオンの鬣が付いたアリジゴクだ」
「趣味悪いな」
ケー5たちの方も倒したモンスターの素材を集め終わった所だった。
「ジープのタイヤは帰らないと交換出来ないからミリア乗せて」
「ホーリー、フィオちゃんも乗せて上げれる?」
「いいよ、ママ」
「ホーリーは優しいね」
フィオはホーリーの背中に乗る
「ケー5、ライトに乗れ ミリーゼとラスティナはダークに乗ってくれ、ロザリーはアースでいいんちゃう?」
「御主人様、私だけ雑です。」
「キュ〜キュ〜」
「メェ〜」
「トレノとベリーはこっちな」
俺はランに乗っている あまりにもしつこかったから仕方がない、クリムとアズールは小さい状態で温存
全員がドラゴンに乗って移動を開始する。
「ラン、飛ばし過ぎだ」
「別にいいじゃない、ダーリンを乗せれて嬉しいんだもん」
「だもんじゃねーよ」
夜の砂漠だから楽だがこれが日中になると暑さで体力が減るからな、しかもアップデートで病気まで最近追加されて熱中症もその中にあるから
空を飛んで移動していると砂漠の空に花火が打ち上がった。
「ダーリン、綺麗よ」
「あれはセルとエルからの合図だな、打ち上がった所まで移動な」
「は〜い、ご褒美は?」
「バナナで」
「嫌」
「マンゴー」
「嫌」
「レモンがいいか?」
「酸っぱいじゃない」
セル、エルと合流したのだが立派な三角形
「ピラミッドだな」
「名も無きファラオの墓でもあるのか」
「名前はアテムでしょ」
「フィオでも知ってたか」
「漫画は読んだよ」
セルとエルに状況確認をする。
「マスター、軽く内部の確認をしました。」
「えっと、山奥の遺跡にそっくりだったよ」
エルが言う山奥の遺跡はバカンス島にあり、ロザリーの屋敷があった場所の裏にあった遺跡のことだ。
以前ミリーゼからは王国と帝国の間にある中立地帯にある遺跡と砂漠の遺跡があると言っていた。
中立地帯の遺跡はアナスタシアとセル、エルが天秤座のゾディアックと相対した場所でもある。
「エル、中立地帯の遺跡とは違うのか?」
「マスター、エルの代わりに私が 山奥と中立地帯、砂漠の遺跡の年代は同じだと考えられます。」
「分かった、早速攻めるか」
チーム分けをするのだが・・・・・
「ケー5班とアルトと愉快な仲間たちに分かれて行動で」
「あ〜分かったよ、そっちの方がバランスはいいからな」
ケー5、ミリア、フィオ、アナスタシアの班とアルト、ミリーゼ、ラスティナ、愉快な仲間たちの班に分かれた。
ケー5たちの方は少数精鋭のパーティープレイ、俺の方は大所帯でソロプレイ状態
中には一緒に入るが分かれ道で別行動になると話し合って決めた。




