エルートレント王国で宝探し2
1番の最難関だと思っていたがラスティナのおかげで通り抜けることが出来た。
「真っ直ぐでいいか?アルト」
「地図を確認するから ちょ、待てよ」
アルトは宝の地図を広げて確認する。
「これ、世界樹の方ね」
「ラスティナ、世界樹ってエルートレントにもあるのか?」
「世界樹は世界中にあるわ、エルートレント王国の精霊の森にある世界樹が全ての世界樹の親になるのよ」
世界樹関連のイベントがありそうで嫌だな
ラスティナの案内で世界樹に向かう事に
「そろそろ箒に乗っていい?」
「ダメよ、フィオ 精霊の森では魔法は制限されてるの魔法を使えば精霊のいたずらでとんでもない事になるわ」
「フィオ、精霊のいたずらを確認したいから箒に乗れ」
「アルト、もしや実験台になれちゅーこと」
「しょう油こと」
「アルト、フィオでもM1出れるぞ」
「予選落ちだろ」
「2〜3年目の芸人には勝てそう」
フィオは箒に跨り、飛ぼうとするが
「あれ、上手く制御できない?うわぁぁぁ」
フィオは箒に跨がった状態で宙吊り状態で動けないままだ
「頭に血が登りそう、スカートの中覗かないでよ」
「覗かねぇ〜よ、白だな」
「覗くわけないだろ、隣に婚約者いるんだから、白か」
「アルトくん、私の見る? 可愛い白ね」
「みんな、見てるじゃん」
「見せてんだろ、不可抗力だ これがミロクなら・・俺が死んでるわ」
「実験台になってくれてありがとう、これどうすればいいんだ」
「簡単よ」
ラスティナはフィオの肩に手を置くとフィオは宙吊りから地面に落下した。
「魔力を送ってあげると精霊たちは散るからそれだけでいいのよ」
「フィオ、大丈夫か?かぼちゃパンツでも買ってやろうか?」
「かぼちゃも悪くないな、毛糸のパンツでも買ってやろうか?」
俺はかぼちゃでケー5は毛糸
「セクハラだセクハラ、ミロクに言いつけてやる」
「フィオ、魔法を使うといたずらされんぞ」
フィオの尊い犠牲は無駄にはならなかったが先を急ぐ
「あれだな、見られている気配とモンスターがいないな」
「見ているのは森の妖精や精霊、聖獣たちもいるわ」
「フィオにはフェレットだな、名前はユーノ」
「どこのなのはだよ、リインフォースがいい」
「はやて派かこいつ、アルトは?」
「俺はフェイト派だ、金髪ツインテ、StrikerSでは変身バンクで下着は黒なのが分かるぞ」
「やるな、こいつ」
ケー5はシグナム派、強い女に惹かれるのがこいつの宿命かもな
「ダーリン、暇」
「メェ〜メェ」
「すっかり、忘れてたな ラスティナ、世界樹までどのくらいだ?」
「あと半分は過ぎた所だけど」
「休憩しよう」
小川が流れている近くで休憩することにした。
「ダーリン、おやつ」
「メェメェ」
「はいはい」
りんごをそれぞれ1個ずつ渡した。
「キュ」
「なぁ、頭に何か乗っているんだが」
「うわ、可愛い」
「アルト、スクショ撮るから動くなよ」
「珍しいわね、聖獣カーバンクルよアルトくん」
姿は見えないが頭の上に乗っていることは分かるんだが姿を見たい
「メェ〜メェ」
「キュキュ」
「メェ〜」
「キュ〜」
トレノは渡したりんごを半分に割りカーバンクルに与えた トレノが成長してるぞ、お父さん嬉しい
「キュ〜キュ〜」
「メェ?メェメェ」
「ラン、分かるか?」
「ダーリンのためだから仕方ないわね、あのカーバンクル、ダーリンと契約したがっているわ」
「マジで」
「マジよ」
「ラスティナ、カーバンクルの宝石の色って関係あるか?」
「カーバンクルの宝石は得意な魔法属性を表しているのこの子は赤だから火が得意よ」
「う〜ん」
トレノの場合はテイムしたけど、後々契約に切り替わってたんだよな テイムするとワールドアナウンスの可能性が高そうだな
「結ぶぞその契約 汝の名は『ベリー』」
カーバンクルに魔力を送ると契約が成立した。俺のMPは半分切ってる
「キューキュー」
「メェ〜メェ〜」
子パンダと宝石の付いたリスが仲良く遊んでいるのがとても微笑ましい
「ラン、混ざってもいいんだぞ」
「ダーリンを一人占めする方がいいもん」
休憩も終わり、世界樹で向かうのであった。




