エルートレント王国で宝探し1
ナタの探索が終わらん
昼食後、再びログインした。昼食の時にアーニャに説明したら夜の方に参加するとだけ言われた。
「アルトくん、おはよう」
「ラスティナ、なんでいるんだ?」
「婚約者だから」
「説明になってない」
「早く行きたくて待ちきれなかったから」
ベッドから起きて1階へ
「アルト、遅えぞ」
「アルト、はよ行くよ〜」
「お前らせっかち過ぎるだろ」
「俺は関西の男やぞ」
「うちは関西の女や」
ケー5はミロクよりフィオの方が息があってる気がする。
「お前らで漫才でも始めたら」
「お、なるほどな〜」
「ケー5、浮気になるんちゃう?知らんけど」
「知らんのかい」
遅れてラスティナがやって来た
「この子を捕まえるのに手間取りました。」
ランが捕まっていた。
「話しなさいよ、ダーリン助けて」
「契約したのは俺だけど元々の武器の所持者はラスティナだぞ、武器の所有権持ってないからな」
アルト、ケー5、フィオ、ラスティナ、トレノ、ランこの面子で行くことになった。
「『フォレスティア』から南下した方が早いので」
「ラスティナ、『フォレスティア』って?」
「アルトくん、婚約者の出身地くらい把握しましょうね エルートレント王国の王都です。」
俺がリーダーでパーティーを結成してワープ像で『フォレスティア』へ移動した。
到着と同時にラスティナは慌てて外套で顔を隠したがセーフかどうか怪しい
「さっそく行くか、先導よろしく」
「俺か?」
「ケー5しかいないだろ」
「ケー5が適任じゃん」
フォレスティアを出て南下、そこそこ高いレベルのフォレストウルフに遭遇したが敵ではなかった。
「この辺りだとオウルベアやアーミーアント辺りが手強いですよ」
「ふん、私なら一撃よ」
「メェ、メェ〜」
自信満々なランに鋭いシャドーボクシングをするトレノ、普通に勝てそう
モンスターを狩りながら進んでいると
「そろそろ、精霊の森だから私が先頭ね」
先頭をラスティナが歩き、他の護衛を連れて歩く
「そこで止まられよ」
槍を持ったエルフが素早く現れた。
「私の護衛だけどいいでしょ」
ラスティナは外套を外して姿を現せた。
「ラスティナ殿下でございましたか」
「通っていいわね」
「「 は 」」
精霊の森へ足を踏み入れた。




