こっちでもお茶
レベルは2次転職した後ぐらいで低いと思うが強者の雰囲気を漂わせているメープルと出会った。
「さく、メープル、近くの喫茶店でお茶でもしばくか?」
「お言葉に甘えて〜」
弟子たちの開店前の喫茶店、2階にあるVIP専用個室へ
お茶やケーキなどは俺が用意するため今回は部屋を借りるだけなんだが
「師匠、新しい女ですか?」
「師匠、姫様に報告しなければならないのですが」
「ちょっと待て、ただの知り合いだから落ち着け」
店舗の手伝いにセルとエルを貸し出しといた。
「メープル、今後の方針は?」
「まずはレベル上げ、それと『月夜の兎』に入るから面接に行くよ」
「メェ〜」
「え、パンダ可愛い」
トレノはメープルの膝の上に座らされて大人しくしている。
「貴方様、この娘只者ではありません」
「ダーリンの新しい女候補?」
「英雄色を好むというから主君には様々なおなごが寄ってくる」
ドラゴン女子もしれっと参加している。ダークとライトはさっさと帰りやがった。
「メープルとは友達なだけだ」
「今日、デートしたのに?」
「あれは付き合ったというか付き添ったというか」
「ミリーゼに報告ね、たまには私にも構いなさいよ」
「貴方様の子種を欲しがる者はたくさんいます。頑張りましょう」
ちょっと待て、そっち方面に話を持って行くな、メープルの顔が赤面状態じゃん
「えっと、メープルさん?」
「アルトくんはケダモノってことが分かった。」
「ん???」
「去勢って必要だと思うの」
メープルは刀をすでに抜いていた
「これ以上不幸な女性が現れる前にチェスト」
ギリギリ真剣白刃取りで攻撃を防いだ。マジこえーよ
「メープルさん、落ち着いて」
「私も手籠めにするんでしょ、有象無象の1人なんて嫌よ」
「狭い個室で暴れるなよ『発勁』」
メープルをスタンさせることに成功、大人しくなった。
「貴方様、お腹に攻撃なんて卑劣です。」
「ダーリン、いい一撃だったわ」
「主君は格闘術も一人前ですね」
「メェ〜」
好きなこと言ってやがんな、メープルに回復魔法を使い治した。
「落ち着いたか?」
「えっと〜うん」
「とりあえず、次の面接の話をしておくか?」
「聞きたい」
「今回は面接か模擬戦するかである程度の合格ライン者が欲しいかな」
「面接ってあの面接?」
「どの面接かは知らないけど会社の面接みたいな、合否を出すのは現地人の面接官だな」
「本格的だ」
「今回から模擬戦が追加されて、明確な内容は分からんが力を示せばいいと思う」
「私とアルトくんだとレベル差があるから勝てないよ」
「レベル差を平均にするかフィオの魔道具で俺のレベルを下げるだろうな」
多少トラブルがあったがメープルとお喋りすることが出きた。
「そろそろ、ログアウトするね」
「了解」




