文化祭お疲れ様でした〜1
10月30日月曜日
今日は高校が休みだ、と言っても怜は中学校に行っているし、アーニャもモデルの仕事がある。
文化祭の打ち上げは昼からでしゃぶしゃぶ、2次会には行かないで帰るけどな〜
少し早めに家を出て待ち合わせ場所まで自転車で走る
自転車を走らせて20分、待ち合わせ場所の駅前に到着、駐輪場に自転車を預けておく 駅前に行くと
「あ、草薙」
「Oh‼、ハナチャンジャナイカ」
「普通に話してよ、気持ち悪い」
「すまんすまん、三島も早いな」
「そりゃ、しゃぶしゃぶ食べ放題だよ〜ワクワクするしかない」
三島よ、その小さい身体でどれだけ食うんだ?
「失礼なこと、考えたでしょ」
「いや、別に、あれ桜井じゃん」
「あ、本当だ、おーい、桜井さーん」
桜井はこっちに反応して小走りでやって来た。
「おはよう、2人とも早いね」
「「 おはよう 」」
なぜが三島とハモった、舌打ちすんなよ
「桜井、FROはどうだった?」
「とっても楽しいね、ハマっちゃったよ」
「そりゃ良かった。困ったら相談してくれたら助言くらいするよ」
「草薙、今から女の子を引っ掛けてラブホに連れ込むレイプ魔っぽいよ」
「酷、俺は童貞だ、処女の華ちゃん」
「なんか、むかつく」
「売り言葉に買い言葉ってやつだ」
三島は放っておいて
「『桜華』からスタートしたか」
「うん、桜が綺麗だよね」
「あの国の桜は年中咲いているらしいよ」
「そうなんだ」
ここで山本、二階堂辺りがいるとどこの島の枯れない桜やねんってツッコムはず 口から桜の花びらが出てくる病気もあるからな、あの島 あの作品、杉並がな
「報告なんだけど、私が収めている剣術がスキルになったよ」
「マジで、今度模擬戦やろう」
「桜井さん、拒否するんだ。模擬戦でも普通に死ねる」
「もちろん、ハンディつけてね」
「いいぞ〜」
三島、桜井と話し込んでいると
「おーっす、未来のチャンピオン」
「なんだ、山本かどこのジムにチャレンジするんだ?」
「真面目か、FROを始めた桜井に朗報だ、月夜の兎はクランメンバー募集するから面接に来てくれよ」
「昨日、話してたやつだ」
「まだ、月日決めてないだろ」
「あとはレンの了承だけで完了だぜ、姫さんには話しておいたし」
「イベント的な仕事だけは早いな」
「掲示板には明日のイベント終了後くらいかな」
「面接の予定日は?」
「11月4日土曜日」
スマホでスケジュールの確認、俺のスケジュールはそもそも存在しない、怜とアーニャのスケジュール確認が必要だ。
「山本、中学生たちいないぞ」
「え、マジ?」
「修学旅行、11月2から4日までいないわ」
「レン、5日は?」
「貴重な日曜日を潰す気か11日にしろ、ゾロ目で良いことありそう」
「約2週間あればそれなりにレベルも上げれそう」
「っていう入団希望者の声があるぞ」
「そうだな、レン、姫さんにはよろしく言っといて」
こいつ逃げる気だな
「おーい、レンくーん」
「ミリアと山本の嫁もいるな」
「俺の彼女可愛いだろ」
「山本はすぐに調子に乗るのやめたらいいのに」
「何、恥ずいこと言ってんのよ」
水谷の照れ隠しアイアンクローが山本の顔面へ
「教室でよく見る光景だね」
「FROでよくあるよ」
「桜井さんもおはよう」
「おはよう、月岡さん」
続々と待ち合わせの時間に近づくたびにクラスメイトが集まって来た。




