餃子パーティー2
スーパー2回目、恥ずかしくないか?買い忘れがあってとか
「水谷、なんでキャベツ持って来た」
「これか白菜を刻むんでしょ」
「餃子用の切られたやつがあるからそっちでいいんだよ」
「レン、惠は俺に料理が出来る所を見せたいんだぜ知らんけど」
「山本、そういうことは本人の前じゃなくても言わないことが普通だと思うぞ、ミリアHELP」
小走りでミリアが笑顔でやって来た。忠犬?
「かくかくしかしかこしたんたんなんだ」
「なるほど、山本くんが完全に悪いね、フォローはやっておくから山本くんを遠ざけといて〜」
「よろしくお願いします。」
山本の首根っこを掴んで移動
「なぁ、俺が悪いのか?」
「100%、お前だな たまにお前の弁当を作ってきてくれてるだろ」
「おう」
「感謝はしてるのか?」
「してるぞ」
「味の感想は?」
「美味いって」
「あのな、味が変わってたら味付け変えたのかとかあるだろ、たまに起きる天然なんとかしろ、弁当を作ってくるだけでも料理はそれなりに出来ているんだよ、あとな冷凍だと思える物を評価するのは論外だけらな」
俺から山本への説教は終わり、家でまた説教だな
三島と合流
「華さんや、何を籠に入れたんじゃ」
「豚バラ」
「アウト、返してきなさい」
「レン、これはいるか?」
「おい、山本、説教増やすぞ」
「すまん」
山本が手に持っていたのはにんにく、今回はにんにくを使わないって俺言ってたよね
ミリアと水谷も合流、山本を謝らせて一旦、水谷の矛を収めてもらった。
「あ、お兄さん こんにちは」
「華先輩、昨日ぶりで〜す」
絵理香ちゃんと円ちゃんに会った。この2人も参加者なんだよな 2人の籠の中に入っているのはまともな食材で答えだった。
「高校生たち、中学生に負けているぞ」
「草薙、豚ミンチだけど」
「ミンチ肉は答えだな、家では合挽きを使うから結局混ぜたら合挽きになるし」
「2人とも調味料とにんにくはいらないから」
「「 は〜い 」」
2人はレジの方へ向かった。
「俺いつも食う専門だし」
「山本、包む作業からは逃げれないからな、あと俺以外からのお説教もあるから」
「うげぇ」
「ミリア、うどんはいらないぞ」
「高槻名物のうどん餃子はしないの?」
「家では作りませんし、人数が多いので他の物を作る余裕がない」
なんとか買い物が終わり、自宅へ
「お兄ちゃん、遅い」
「絵理香ちゃんと円ちゃんから聞いてないのか?」
「お兄ちゃんたちと会ったって話だけだよ」
「おかえり〜錬治きゅん」
「おかえりレン」
音無さんは裸にエプロン、ブラ紐が見えるから下着は着けてるな、アーニャはメイド服、今年はメイド服に縁があるようだ。
「音無さん、それはダメだと思う」
「錬治くん、エッチな想像は寝る時だけだよ、水着を着ているから問題無いよ」
現役アイドルの水着エプロンだと、最強過ぎる
「レン、入るぞ」
「レンくん、おじゃまします」
「入るよ~」
「狭い」
ここに今日の面子が揃った。
「昨日ぶり〜」
「「「「 えーーー‼ 」」」」
「お前ら、手を洗って待ってろ」
「いやいやいや、レン」
「レンくん、説明」
「音無さんは昨日、家に泊まったぞ」
「うんうん、錬治くん、デキちゃったら責任とってね」
「それは常談だから気にするな」
手を洗ってから巨大なボウルに買ってきたミンチ肉を入れて捏ねる 使い捨てのビニール手袋をしているぞ
餃子用のキャベツと調味料をぶち込んで混ぜる。
「あとは包む作業だからな、包み終わったら皿に列べてくれ」
総勢10人による餃子の餡を包む作業が黙々と開始された。




