桜井FRO始めるってよ 2
ようやく街に到着出来た。
『桜流古式剣術』を調子に乗って使っていたせいでTPがなくなっていることに気が付かなかったことが今回の反省点
「人に話しかけておつかいクエストだったね」
メープルはおつかいクエストを全て完了させて、レベルも10まで上がったため、教会へ
と言ってもここは『桜華』のため教会はなく神社へ
『桜華』では賽銭箱に賽銭を投げ入れると転職が始まる。
余談だが『エルートレント王国』では世界樹に祈りを捧げることで転職が可能になり、『ドライグ龍王国』では教会はあるが祀っているのは龍
国によって1次転職の形が違うのだ。職業変更の時も同様で『エルートレント王国』の場合は自動的にお金だけ抜かれてる。
メイン職は剣士、問題はサブ職、魔法を使ってみたい欲が強すぎるため、サブ職は魔法使いに決定した。
「これって草薙くんと同じ道に進んでない?」
メープルの次の行動は装備と武器の新調その後、都を目指す
メープルは装備の新調を終えて街の外に出ようとすると呼び止められた。
「あの〜私たちとパーティー組んでください」
「い、いきなり」
「あ、ごめんなさい えっと、私は彩 レベル10で魔法使いです。」
「あたしはツムギ、シーフ」
「ご丁寧に私はメープル、剣士だけど」
「バランス的には丁度いいね」
「野良でパーティーを集めるよりいいか」
メープル、彩、ツムギはパーティーを結成した。
彩とツムギは同じクラスで文化祭でベビーカステラを担当していた中の2人、メープルはまだ知らない
街を出て、途中で現れるモンスターは奇襲されることなく全て返り討ちにしている。
「メープルは魔剣士でも目指すの?」
「憧れではあるけど、憧れるのを辞めないと」
「ツムギはクノイチちゃんに憧れてるんだよね」
「忍者、格好いいじゃん」
3人は都に行く前にダンジョンに向かうことにしていたが途中の街に立ち寄りログアウトした。
「お昼食べてからも頑張るぞ」




