文化祭2日目 3
中庭に連行された俺たちはベンチに座り、お互いに自己紹介をするのだが音無さんが仕切る
「こっちが草薙錬治くん、アーニャの弟で魔剣士くん、こっちが月岡ミリアちゃん、聖女ちゃん」
雑じゃない?虹色エンジェルのメンバーは雑な紹介で分かっているようだ。
「音無さん、ミリアは知らないと思うからちゃんと自己紹介してもらって」
「仕方ないな〜私は音無色葉、メロディって言ったら分かるよね」
「はい、いつもお世話になってます。」
アーニャは知っているから完全にスルー
「私は関谷美衣奈、ミイナだよ」
「ミイナさん、イメージよりも可愛い」
「ミリアに褒められた」
残りのメンバー、深く関わっていないからよく知らない
「あたいは山口実里、メンバーカラーは赤 錬治のたこ焼き美味かったぜ」
山口実里は男勝りな正確なんだろう、最後にデレたんだけど、ヤンキー怖い
「私は池田真奈、メンバーカラーは青、魔剣士伝説のファンよ、会えて嬉しいわ」
握手を求められたから握手には答えた、なんだろこの人たち闇が深そう
「はぁ〜、私、真田幸 カラーは黒 」
最後の人は普段は引きこもりだな、やる気スイッチはどこかにあるんだろう よくアイドルしてるな
「音無さん、俺の休憩時間がなくなるからなるべく巻きで」
「仕方ないにゃ〜、真奈、質問があるんでしょ」
「あるわよ、100問くらい」
「10にできませんか?」
「魔剣士伝説が嘘かもしれないから」
真奈さんの質問には所々他のメンバーの質問も混じっていた。俺が答えてミリアが補足する感じで質問に答えた。
「魔剣は作製出来ますか?」
「作製は出来るが使っていると壊れる」
ケー5が作った魔剣、潰してるからな〜
「どういう、女性が好みですか?」
「巨乳で年上、甘やかせてくれる 美人だな」
なんだかんだ、ミリーゼはいい女なんだ、サクヤ、ソフィア、ラスティナ、ロザリーもK点をすでに越えている。ミリアはもう少し大人になってからだな
「ワールドPVP、どこの国が強かったですか?」
「ぶっちゃけると、日本かな 昨日、アーニャと模擬戦してギリギリで勝ったくらいだし」
「うん、あれは惜しかった。」
龍の試練前のダークとライトに負けるなら弱いよ
「虹色エンジェルの中で好みは?」
「魔剣士伝説関係ないじゃん」
「錬治くん、答えるの」
音無さんは胸は合格、関谷さんはもう少し、山口さんは合格、池田さんも合格、真田さんは不合格
絡み方があれだけど音無さんが安定な気がする。
「ギリギリで音無さん」
「ギリギリって何よ」
「ギリギリはギリギリ」
俺とミリアの休憩時間は終わった。
「何も食べれなかったな」
「うん、でも楽しかったから」
「そっか」
「頑張ろう」
「おう」
自分たちの教室に行く途中隣の教室をチラッと見ると何もかもめちゃくちゃになって劇をやるどころではなかった。
「怜がやらかしたのか?」
「惠ちゃんかも知れないよ」
俺とミリアは教室に戻った。




