文化祭1日目 3
俺とミリアが到着した時には水谷によって魔剣士伝説をやったクラス全員が正座して怒られていた。ちなみに山本も正座している。
「たかが5ヶ月前の話しがどうしてあんなに改変しているのよ、こっちは当事者 牛獣人ってなんなの、私は狐獣人なんですけど」
ブチギレ中の水谷の近くでびびっていつもより小さくなっていた三島を発見、ミリアは三島の方へ向かう
「で、草薙、魔剣士本人からの感想は?」
「クソ、だな このまま明日やると俺の妹と姉に潰されるな」
なんだかんだ、溺愛してるけど溺愛されているからな、可愛い妹と綺麗な姉がいて幸せ者だよ
「景吾、1次転職時のあんたの種族と職」
「エルフでアーチャー、サブ職は鍛冶師」
「景吾、銃が使えるようになったのは」
「3次転職の開始と同時くらい、知り合いには銃を製造して売ってる」
「5ヶ月前にはガンマンなんていないのよ」
「水谷先生、俺、ワールドPVP決勝でレイ相手にガン=カタで優勝しました。」
「あんたは特殊すぎるから黙りなさい、そこに正座」
俺もか、山本の隣で正座する。
「レン、あれ見れたよな」
「俺もミリアも大爆笑してたぞ」
「草薙」
「はい、どうかいたしましたか?」
「なんか、変ね、1次転職時の職」
「メイン職剣士、サブ職魔法使い、俺に職を選ぶ権利なんてなかったからな、強制的に選ばれた。」
水谷の説教は続く
「山本、パソコンルームでeスポーツ同好会がFROの勝ち抜きとかやってたぞ」
「コロシアムモードのやつか、どうだった?」
「『魔剣共鳴』からの瞬殺」
「お前、時を止めたな」
「ザ・ワールドに対抗策がいつの間にか出来てたからな、サイレント修正されてたし」
「時を止める、DIOみたいなやつお前だけだからな、対抗策を教えろ」
「PS2の仮面ライダーカブトの相手のクロックアップに対する防御の仕方」
相手のクロックアップに合わせてキャストオフすれば散らばる鎧が盾となって攻撃が通らなくなる。 1試合1度しか使えない
「対アルト戦用にリアクティブアーマーでも開発してみるか」
「三島にロードローラーでも作らせるか」
水谷の説教は終わったようだ、魔剣士伝説に何一つ変更するつもりがないらしい
「明日、一般も来るでしょ魔剣士ファンが多いのよね、恥かいて終わりよ」
俺たちは自分の教室へ1度、帰還する。
「景吾」
「どうした、キスでもするか?」
「シチュエーションを考えてから言いなさい、ザ・ワールドの対処を教えて」
「仕方ないな、惠には勝って欲しいからな」
馬鹿ップルうぜぇ〜
「三島もあれ見たんだよな」
「私、エルフで身長小さい」
「そこかよ、円ちゃんも明日来るから見たらキレるよな」
「キレるね、私の弟子だし、草薙は絵理香ちゃんの師匠だよね」
「師弟関係ではないぞ、たまに稽古をしてる時があるだけ」
「怜ちゃんなら怒るよね」
「アーニャも一緒になって怒るだろうな」
昼飯代わりにポップコーンとベビーカステラを買って、中庭に移動してから軽めの昼食を済ました。
「水谷、パソコンルームでFROのコロシアムモード出来るぞ」
「PVPのやつよね」
「そうそう」
「行くわ、景吾も連れて行く」
山本は水谷に腕を掴まれて引きずられるように校舎内へ
「俺はこのあと買い出しに行くから」
「私は華ちゃんと行動かな」
「ミリアならいつでも歓迎だよ」
水谷には軍資金を渡されているため、残りの2人が集合してから買い出しへ
「草薙、悪い遅れた。」
「今来たところだ、あと1人は?」
「もうすぐ来るぞ」
「みんな、ごめんね トイレが混んでて」
「トイレなら仕方ないぞ」
明日の買い出しのため、高校を出た




