また、面倒くさいことに
帝都フリーザには問題なく入ることが出来た。
「1時間後にここで落ち合うぞ、自由行動な」
「ミロク、行こうぜ まずはラブぼへぇ」
「ケー5、真面目にしなさい」
尻に敷かれてるな、ケー5のアホ発言をミロクが拳で黙らせている。俺の婚約者たちは暴力よりも性欲が強すぎるからどっちも問題だよな〜
「アルト、私たちも行く」
「アルトくん、フィオちゃんの面倒見ないといけないから」
「ミリア、子供扱いすると怒るよ」
「お金を使いすぎるでしょ」
「いや〜だって、作りたいの多いから」
ミリアはいい奥さんになるな〜、フィオは無駄使い辞めような
俺も行動を開始する。まずは食材からだお店を見て回った。
ホワイトカリブーの肉と乳は買えた。真っ白なトナカイのモンスターで突進が厄介らしい
あとは魚と蟹を買えたくらい、野菜も自国で生産できるが輸入に頼っているらしい
スキル『目利き (食材)』は新鮮さや産地を知ることができる料理人が覚えるスキルの1つだ。
あとは情報屋から情報を買ったのだがとても面倒くさいことになりそうだ。
1時間後
「どうした、ケー5」
「そろそろ2ヶ月だろ、キス以外もしたくなるじゃん」
「リアルの彼女いないからわかんない〜」
「死ね、ゲームリア充」
「コンドームとアフターピルでも買っとけや」
「いきなり生々し過ぎる」
「ケー5、あんたから振ったんでしょ」
「はい、そうです。」
「カップルというより、飼い犬と飼い主」
「アルト、この盛りのついた犬をなんとか出来ない?」
「やっちゃえよ、それがダメならTENGAでも買ってあげれば?」
「アルト、TENGAって」
「ミロク、教えてやるから殴るなよ」
TENGAの使い方をミロクに教えた。ちなみに女性用のTENGAはあるけど男のやつみたいにカップや卵型じゃなくけっこう高い
「なるほど、アルト、使ったことは?」
「ないぞ、ケー5なら使ってんじゃね?」
「バレてはしょうがない使ったことはある」
「ミロク、別れたら?」
「何回か考えたことあるけど、ケー5ってなんだかんだ忠犬だから手放したくないのが本音」
「ワン」
はぁ~バカップル相手疲れる
「お待たせ〜、どうしたの?」
「ケー5が忠犬って話し」
「ケー5くん、犬だったんだ」
「ワン」
「うわ、ミロク、別れたら?」
「アルトも同じこと言ってたわ、この犬は躾がいがあるから」
「え、俺、躾られんの?」
「今日から大福と同じ小屋ね」
ケー5の話しは置いといて
「龍王武器の場所は分かったよ」
「この国の皇女が手に入れようとしているんだろ」
「そう、それ アルトが戦えば」
「相手の皇女さん?がアルトくんに惚れちゃう?」
「アルトのハーレムがまた増える」
「アルトも罪作りな男よね」
「俺に味方いないの?クリムさん、狸寝入りしてますよね」
龍王武器は適性者か『神龍騎士』しか使えないだろ、ラスティナは適性者、ガイゼルは適性者では失くなった。その皇女が適性者ならすでに手に入れているはずだが
「行くか」
「アルト、チゲスープ そろそろ効果が切れる」
チゲスープを全員に提供、ホーリーとクリムも飲みたいって?君らはパンプキンスープな
「ちょっと待ってよ、パンプキンスープじゃん」
「かぼちゃプリンとか作ってたからハロウィンで配るお菓子で」
「アルトくん、飲みたいんだけど」
「アップデートで食べ物系のバフは1つまでになっただろ、パンプキンスープを飲んだらチゲスープのバフが消えるけど」
「帰ったら飲ませてくれる?」
「お菓子の残りも食べてもいいから」
「アルトくん、ありがとう」
「アルトはいい奥さんになれるね」
「アルト、俺の分は」
「犬用の皿に猫まんまで置いといてやるよ」
「アルト、テメェ・・・・ぐっ」
「ケー5、黙りな」
ミロクの腹パン、ケー5のHP半分になってるし
帝都フリーザを出て、ジープで目的地の洞窟に着くと30人規模で寒い中、鎧を着た騎士たちが洞窟に入るものを拒もうと待ち構えていた。
「ここから先は進入禁止だ」
「この先を行くつもりなら敵対者として判断することになる」
かなり、面倒くさい
「アルト、どうする?やっちまうか?」
「クリム、手加減して蹴散らしてやれ」
「了解した。主君、本来の姿でもよろしいだろうか」
「行ってこい」
クリムは大きくなりながら騎士たちを蹴散らすために行った。




