ガイゼルくん、キャンピングカーに乗る
バイクで爽快にぶっちぎっている。今ならクリアマインドが
「アルト殿〜我も操縦出来るか〜?」
「これ、俺専用、1分間にMPを100持っていかれるけど」
「我には無理か〜」
フンフに到着、バイクを収納して街の中に入りトンネルへ
「また、獣人か 今日は多いな」
「あの時のあんちゃんじゃないか」
トンネル警備の2人のドワーフに捕まった。
「あ、どうも」
「今日は獣人が多くて何か知らないか?」
「帝国の獣人たちを支配状態にして操ったやつがいまして、すでに対処しているので大丈夫ですよ こちらラーンドルク帝国皇帝ガイゼルさん」
皇帝の名前をだすとドワーフたち驚いて慌てふためいている。
「公の場ではない、よいよい」
「ガイゼル皇帝陛下、喧嘩早いと有名ですからな」
「荒くれ者を血祭りにしたのも有名な話ですぞ」
俺はガイゼルを見た、見た目がライオンで厳ついからだろ
「我が帝国とその民を護るためならいくらでもこの手を血で染めよう」
「皇帝陛下は情の厚い御方だったんですな」
「噂とはいえ、失礼しました。」
「良い良い、通って良いかな」
「「 はい 」」
トンネルの中へ進む
「山の下を通しておるのか、壁も崩れないように補強をしているな」
「雪山を歩くより楽だし、寒くもないですから」
「確かに雪山だと時間が掛かる雪崩やモンスターから襲われる可能性もあるな」
トンネルを抜けてゼクスへ
「ガイゼル陛下、この街で仲間と合流して帝都に向かいます。」
「アルト殿、我の名をガイゼルと呼んでもよいのだぞ」
「恐れ多いですよ」
ゼクスでフィオと合流した。
「アルト、皇帝陛下を連れてるの?」
「帝都まで送ってる最中、君、巻き込まれた人」
「キャンピングカーで送ればいいんでしょ」
「話が早くて助かる」
ゼクスから中立地帯の方へ行く門を抜けてからフィオはキャンピングカーを出した。
「早速、乗って」
俺とガイゼルは乗り込み、フィオは運転席に座り、キャンピングカーは走り出す。
「これはこれで面白い」
「衣食住が出来る乗り物だからな、ブラックボックスが多いけど」
「安全に帝都まで送り届けますので」
「よろしく頼む」
ガイゼルは外の景色を見ながら色々と出てくる質問に俺とフィオは答えれるだけ答えた。
帝都の近く到着。
「ここまででいいか?」
「今日は助かった。」
「困った時はお互い様ですから」
ガイゼルはキャンピングカーを降りて、門から帝都へ入っていった。
「一件落着」
「今日は長く感じたよ」
「さっさと撤収だね」
フィオの粗い運転でゼクスに戻り、ワープ像で王都の屋敷へ 行きログアウトした。
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