表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
ハロウィンイベントと帝国との戦争
313/531

ガイゼルくん、バイクに乗る

城に着いたら謁見の間まで通され会談の準備が整っていた。

国王と皇帝、それぞれの国対する話し合いが始まった。俺は眠くて話なんて聞いてない


最後はお互い握手をして会談が終わった。問題になるのは帝国との戦争を企てようと考えていた貴族派閥があるのだが騎士団に頑張ってもらいたい


停戦協定、国交の復活、中立地帯についてはそのまま、色々と過去からのしがらみはあるが今はそんなところだろう

エルートレント王国で暴れている獣人に関しては皇帝自ら対処する話になり、そのまま会談まで行く運びになっている。


「アルトくん、いいタイミングだから陛下に挨拶しに行けるね」

「婚約したから挨拶に行くのか?」

「そう言ってる」


胃が痛い、ミリーゼの時は挨拶したな、とてもフレンドリーな感じだった気がする


「お父様と戦うことになるかもしれないから殺さないようにね」


覚悟決めるしかない


「御主人様、終わりました。」

「早くね?」

「御主人様が深く考え事をしていたのだと思います。」

「ラスティナの父親に会いに行くのが嫌」

「御主人様、私のお父様が生きていれば真剣を使っての話し合いから始まります。勝つと話を聞いてもらえますが負けると全身の血を飲まれますね」

「我慢します。」


ロザリーの父親やべーな、真祖の吸血鬼だろ、確実にラスボス級だな 戦うイベントとか復活するイベントがありませんように


「実に有意義な会談だった。感謝するぞ婿殿」

「我が帝国は他国から見ると印象が悪かったようだ、これからは改善出来るようにしないとな」

「あとは開戦したがる貴族派閥をどうにかするのと宗教の問題ですかね」


あれ、俺おかしなこと言った?


「婿殿、詳しく」

「アルト殿、我にも」


周りを見ても隣にロザリーがいるが助けてくれなさそうだ。ミリーゼかソフィアヘルプ〜


「王都の貴族街にあった教会がですね、人類史上主義を唱えていまして亜人の迫害をしている一部の貴族がいるのはこの教会のせいだと思います。調べるとキャバリング聖王国に本山があるようです。」


キャバリング聖王国には宗教が沢山ある。人しかいないのが特徴的で天上人も嫌な目で見られるらしいまだ行ったことなかったな


「西のスラム街の方にも教会はありますがミリーゼの方が詳しいですよ」

「あの子が昔から手伝っていた教会だな、あとで聞くとしよう」

「我が帝国にも教会があるが豊穣を司る女神を祀ているぞ」

「祀る神が違うと宗教が違いますから神がいるほど宗教が増えますし、神と言いながら悪魔を祀るやつらもいますから」


戦争の理由なんて腐る程ある、平和が1番なんだよ


「アルト殿、帝国まで送ってくれないだろうか」

「ドラゴンで行くか?」

「空を飛ぶ感覚にはなれない、別の手段で頼む」


ゼクスに行く途中のあの山が問題なんだよな

フィオに通信をする。


「フィオ、今どこだ?」

「ゼクスに用が出来たからゼクスにいるけど」

「今からゼクスに向かうからゼクスで落ち合おう」

「なんか厄介事だよこれ」

「VIPを帝国まで運ぶだけだから」

「巻き込まれた」


通信を切った。


「ガイゼル陛下、帝国まで送るよ」

「よろしく頼む」

「ガイゼル殿、今度はちゃんと饗そう」

「うむ、こちらへ来られた時もこちらが饗そう」


王同士の会談は無事に終わった。

城から出て北門に向かう。 


「アルト殿、走るのか?」

「街中では使えないから」


北門を出てからバイクとサイドカーを出す


「こっちに座ってくれ狭いと思うが」

「ふむ」


ガイゼルをサイドカーに座らせたが足が入らないため、足は外に出してビーチサイドにある椅子で寝ているような感じになった。


「走らせるぞ、雪山は走りたくないからトンネルは歩きで」


バイクのエンジンを掛けて走らせた。












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ