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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
1章 自由と再生の冒険
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イベントランキング発表

会計は割勘で済まし、解散する。連絡先の交換もしておいたので俺のスマホには母と怜以外の女子が増えてかなり嬉しかったりする。


「メンテ後にクランハウスな」

「昨日、クランハウスでログアウトしただろ」

「山本、ボケが始まった?」

「まだ、若いわ」


俺と山本は駐輪場に自転車を取りに行って分かれた、家は正反対なので帰りは1人、女子たちは電車通学だ


帰りにスーパーにより、食材を買ってから帰る 俺もだが怜も食べ盛りだから多めに購入、食費やお小遣いは母からもらっている あの人、現在アメリカで連絡は滅多にしてこない


家に帰宅して制服から出かけないため、寝間着に着替える スマホを確認するとさっそくミリアからメッセージが届いている


「朝はありがとう」


どう返信したらいいのか


「どういたしまして」


返信して、夕飯を作る


「ただいま〜」

「おかえり、夕飯出来てるぞ、着替えてこい」

「はーい」


怜もパジャマに着替えてきた


「レン兄、いいことあった?」

「いつも通りだぞ、第二陣はプレイヤーが多そうだから、変なのに引っかかるなよ」

「大丈夫だよ、多分」

「変なプレイヤー多いぞ、ナンパ目的がとくに」

「気をつけるよ」


メンテ明けまでまだ時間があるため、宿題と筋トレをする。宿題といってもプリント1枚だけですぐに終わってしまい、筋トレもいつも通りに終りそれでも時間が余った。


スマホを確認すると山本からメッセージ


「クランメンバー増やすか?」

「増やしてもいいけど、面接が必要になりそう」

「うちの女子たち強いからな」

「逆らわないが正解だしな」


しょうもない話して20時 1分前、山本とメッセージのやり取りを終え、いつでもログイン出来るように準備

20時になったのと同時にログインした。


ログアウトしたクランハウス内におり、フィオ、ミロクが続いてログインしてきた。


「アルト、今のうちに料理作ってよ」

「何がいい?」

「パフェ」

「作れるぞ」

「ガトーショコラ」

「食材が揃ってるから作れるな」


ミリアとケー5がログインしてきた


「そろそろ発表だぞ」

「最速で作って持っていく」


パフェ、ガトーショコラ、イチゴのショートケーキ、パンケーキなどを作り、リビングへ運ぶ


貴族の屋敷をそのまま使っているがリビングにはモニターがあり、モニターから結果を見ることが出来る


作ったデザートを机の上に並べていく


「食べれなかったらアイテムボックスに収納しておけよ」


女性陣がデザートを食べはじめる


「リアルで食べるより、美味しい」

「生クリームのバランスとフルーツが美味しい」

「アルトくんのパンケーキなら毎日食べたい」


大好評のようだ


「アルト、餃子とか作れないか?」

「にんにくがない」

「じゃあ、唐揚げ」

「鳥肉がない」

「じゃあ、オムライス」

「ライスがない」

「そこは米だろ」


モニターからのbgmが変わり、始まった


「FROの女神ラヴィエルが司会と進行させていただきたいます。」


ラヴィエルの設定はあるが姿を見たのは初めてだ、それにしてもエロい、白いワンピースにパツンパツンの胸がいつでもこぼれそうだ、太ももの辺りまでのスリット 同人誌なら酷い目に合う、ゴブリン、オーク辺りに・・・

大きい胸の子が好きです。


「今回のイベントでは中国サーバー、韓国サーバー、インドサーバーで多数不正行為が見つかり、アカウントを削除しました。日本サーバーの呪いの汚染は不正行為ではありませんが次回のイベント以降汚染された場所の修整はしませんので」


汚染作戦が公式に潰された。アメリカから順番に発表が始まった。最後にイベント世界ランキングの発表あり、日本サーバーは途中だろ

不正行為があったサーバーの上位の討伐数はかなり少ない


「日本サーバーの発表です。まず個人の討伐数ランキングから」


1位 アルト 魔剣士 3245体

2位 リンド 聖騎士 821体 


3位と続いていき


7位 ミロク 魔拳闘士 597体


ミロクが7位に入った


10位 ミリア 聖女 502体


ミリアが最後に入った、ケー5とフィオは驚いているが今回、夜の時間、アンデッドとゴースト系が多かったため、東側はミリアの独占状態だったんだろう


「続いて貢献度の発表をします。」


1位 ミリア 聖女 NPCたちの怪我を治し、コキュートス戦ではNPCたちに戦う勇気を与えた


貢献度の場合は理由がつくのか


2位 アルト 魔剣士 森を魔剣の呪いで汚染し、プレイヤーたちの状況を有利に進めた。また料理を他プレイヤーに提供し、補助の役割をみたした。コキュートス戦では素晴らしい活躍をした。


現地人であるNPCの好感度が高い方がポイントが高いのだろうな


1〜5位までは月夜の兎で埋め尽くした。コキュートス討伐の功績が1番高いのだろう


最後にイベントの世界ランキングだが1位は俺で2位は世界のトッププレイヤーアメリカの人で1000体差があり、俺の独壇場だった


「経験値、参加報酬はメールで贈ります。ランキング10位までは別でメールを贈りますので受け取るアイテムを選んでください

今回のイベントでワールドクエストが進みました。ランキング1位の方々は王城へ行くことが可能になりました。 次回のイベントはまだ未定です。それでは御機嫌よう」


ランキング発表が終わり、貢献度は全員、討伐数は俺とミロク、ミリアが取った


メールを開いて経験値と参加報酬をもらった


「レベル50に上がったぞ」

「俺はレベル42だ」

「たからケー5なのよ、私はレベル45」

「ケー5と同じだレベル42」

「私、レベル45だ、ミロクちゃんと同じだね」


参加報酬はお金と各ポーション×10


「アルト、俺たちが50になるまでレベル上げんなよ」

「ケー5、アップデートの情報見てないな」

「ケー5くん、門番モンスターのレベル固定に変更だよ」

「マジで、見てくる」


リアルでもゲームでも騒がしいやつだが


「マジだ〜〜」

「うるさい」


ミロクのアイアンクローがケー5の顔面を掴む、HP減ってるな


「サードを目指すぞ」


サードの町は海に面した町で4番目の町フィーアはサードの町から北上すればあるのだが今のところ発見されていない 上位プレイヤーが現在詰まってる所だ


「明日以降でいいか?」

「別にいいぞ」

「今日、ランキング発表あっただろ、俺たちはイベントで暴れたじゃん 身バレしてんだよな」

「クランハウスから出ると危ないてっか?」

「私もそう思う、今日は錬金術しとく」

「私は馬小屋を早く作りたいから出るけど」


ケー5がクランハウスの外に出てすぐに帰ってきた


「やべー、やべーぞ」

「言った通りだろ」

「私、アインに行くから」


ミロクはクランハウスのワープ像からアインへ転移


「今日は鍛冶をしとけばいいんだろ」


俺は外套を装備してツヴァイの町へ転移した。誰にも勘付かれづに町から脱出 森の中で実験をしながら魔法と剣を振っていく 一通り、実験を検証したあと誰もいない森の中でメールを開き 貰える物を確認してから考えた


魔剣は欲しい、防具はまだいらない アクセサリーはたいした物はなかった。スキル書くらいか


スキル書:ジョブを取得してなくてもスキルを覚えれる本


テイムと騎乗さえ覚えていればなんとかライダーになれると思う


世界ランキング1位、報酬は防具とアクセサリーの詰め合わせとナイフのような形の魔剣が送りつけられた。拒否権はなかった


ツヴァイの街に帰りワープ像からクランハウスへ転移した。クランハウスに帰ると誰もいないため今日はログアウトした。












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