表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
ハロウィンイベントと帝国との戦争
302/523

炎龍の試練

続いてクリムの龍の試練を受ける


『龍の試練を受けし者よ』

「今日、2回目」

『炎龍の試練、全てを灼き尽くす炎を持つ者こそが炎龍王』


光に包まれて転移したのはいいが転移した場所というか試練場所が雪と氷の極寒の地で寒くてやばい


「クリム、全ての氷を一撃で溶かすくらいじゃないとクリア出来ないと思うぞ」

「ダーリンの言う通りですわ 寒いからさっさと終わらせなさい」


ランはそういいなが俺の後ろから抱きついている


クリムは大きくなり、魔力を溜めだした。


「寒いな、帰ったら風呂入りたい」

「ダーリンとお風呂」

「一緒に入らないけど」

「なんでよ、ミリーゼやロザリーと入っているのに私だけ仲間ハズレ」

「ミリーゼは婚約者、結婚相手、ラン的に言うと番、ロザリーはよくわからん、まだ3人くらいいるけど ドラゴンと人間で結婚はできても子供は出来ないだろ」

「人化すれば出来るわ」

「龍王にならないと人化出来ないだろ、無理して今、人化したら3歳くらいの子供になるはず ダークが前に言ってたぞ

あまり我儘いうと出かける時連れて行かないぞ」

「ごめんなさい」


成長したと言っても中身はまだまだ子供、龍王になるには早くてもあと100年は掛かるらしい

ランは大人しくなった。元気な子より大人しい子がタイプなんよ


「クリム、準備できたらぶっ放せ」


魔力を溜めたクリムは全身から赤いオーラを纏っており、離れていても熱気が伝わってくる


「あれは龍気ですわ、ダーリン」

「人間でいう闘気みたいな物か?」


人間でいうTPを使う技だな、『飛斬』とか『唐竹割り』とか


「その認識で間違いありませんわ、『神龍騎士』になっているダーリンは龍気を扱えますわ」

「マジで」

「『龍剣技』『龍刀技』『龍闘技』は龍気を使用できなければ完成とは呼べませんわ」


よくよく思い返すと『龍剣技』『龍刀技』は『魔剣士』の頃から使えてたんだよな


「ラン、龍王武器を使っていれば使えたりする?」

「龍王武器が使えるなら使えますわ」


謎が解消されました。便秘が治ったくらいの爽快感


俺とランが話しているとクリムの方は溜めが終わったようで突然飛び上がり、上空から地上へ向けて必殺の一撃を出すように感じられた。


「ダーリン、上空に逃げますわよ」


ランは俺を抱き上げて上空へ手を放されると地上へ叩きつけられて確実に落下ダメージで死にそうだ


クリムは地上に向けて赤よりも紅い炎の特大の火球を放った。地上に到達すると大爆発が起き、爆風が上空にいる俺達にも


「風が凄いですわ〜あ、ああああ、ダーリンごめんなさい〜」


爆風のせいでランの手から放れてしまい上空へ投げ出された。あ〜これ死んだわ


「簡単に死ねるか」


『黒龍刀』と『白龍剣』の『魔剣共鳴』を考えたが周りの時間を止めるだけで俺の落下速度は変わらないし、俺だけ勝手に落ちてる状態だから意味がない


『龍魂鎧装』を使うか考えたが必殺を使うと24時間のクールタイムのせいで明日の昼間に使うことが出来ない


ランかクリムが拾ってくれることに掛けるか手持ちの魔剣でどうにかするかしかない


『魔剣ブラックゲイル』を装備して地上に向けて『飛斬』を何度も放ちながら落下の勢いを殺そうとするが成果はなく

『聖剣セイントクルセイダー』に変更、食いしばりが発動するバフを掛けて落下ダメージで死なないようにした。


地面に墜落したが全然痛くも痒くもなかった、宝珠がある部屋に戻っていた。


『龍の試練、合格』


合格していたようで地面に激突する前に戻って来たみたいだ。


「ダーリン、大丈夫?」

「大丈夫だ」

「御館様」


クリムの声は女性が男性役をする時くらいの少し低い声?ショタやる時の井上麻里奈的な?


「御館様はやめてくれ」

「なら、主君」

「それでいいわ」

「主君のおかげでここまで成長出来たことを感謝しております。今後とも主君の剣として御使いします。」


硬い、ダーク、ライトもクリムが男だと思うったわけだ 武士っ娘だもんな


「明日の事もあるし、さっさと帰るぞ」

「かしこまりましたわ」

「了解した。」


帰りも小さい姿になってもらいワープ像からクランハウスへ帰還した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ