放課後の打ち上げ会
俺と山本は駅前のガストに行くため、自転車で走っていた。
駅から高校まで徒歩10分の距離のため、自転車だともっと早い
「そういえば、取巻きのやつらいなかったな」
「姉御に聞いてくれ」
「拒否する。命が惜しい」
「掲示板はだいたいお前かミリアの話題で持ちきりだぞ」
「うわ~しばらく隠居したい」
「あと上位プレイヤーに師匠とか呼ばれてたな」
「ジョブは?」
「魔法剣士」
「弟子でもなんでもねー」
駅前のガストに到着し、2時間無料の駐輪場に止めてから店内へ
何名かと聞かれ、5人と答えて広めの席に案内されてから座って待つことに
「レン、高校デビュー成功だよな」
「山本、俺も成功しているか自信はない」
リアルでおこなう1次会、メンテ後にクランハウスでイベントの順位を聞きながらわいわいする2次会をすることになっている
「FROで食べた物の味ってダイレクトに伝わるよな」
「そういや、寒さとかもな」
「途中で急に寒くなったな」
俺と山本が話していると残りの3人が到着した
「お待たせ~」
「まだ注文してないの?」
「待っていたからな」
「俺の気分は合コンに来た気分だ」
「山本、あきらめな」
注文は全員ドリンクバーと山盛りポテトフライ、全員ドリンクを取ってきてから
「乾杯、え やらねーの」
山本を無視して、ミリアが会話を広げる
「もうじき、中間テストだね」
「もう、そんな時期か」
「英語が怪しいよ」
「テスト期間中はFROのログインは3時間までね、本当はなしにしたいけどやりたいこと多いし、ストレス発散になるから」
「時間忘れるだろ」
「アイアンクローね」
「すみませんでした」
話題はFROになり
「次はドライの町だな」
「レベルが上がりすぎて、門番モンスター戦はしんどい戦いになりそうだな」
「大丈夫だよ、レンくんがなんとかしてくれるよ」
ミリアは期待の目でこっちを見ている
「なんとかするよ」
ミリアさんの期待には応えたい
「お前ら付き合えよ」
「FROで恋人システムはまだないだろ」
「レンくん、今度FROでデートしようよ」
「それはいいな、時間気にしないでいいからね」
山本と水谷は同じような反応をしている
「大丈夫か?山本」
「大丈夫だ、問題ない」
ミリアの方では
「恵ちゃん、大丈夫?」
「デートに誘えただけ成長したね」
三島は大爆笑している
「次の目標を立てないとな」
「私は色んな町に行きたい」
ミリアさんの目標は色んな町に行くことで
「俺は魔剣を集めるかな」
「それなら俺は魔剣を作るか」
「私はテイムモンスターを決める所からか~」
俺、山本、水谷の目標が決まり。三島は錬金術を鍛えるとか言っていた。
1時間半後お開きになった
「また、夜にな」
「うん、夜に会えるの楽しみにしてるね」
ドキっとした~~、ミリアさん可愛いすぎる




